元警察官日本語教師
警察官を7年やって日本語教師に転職。中国で常勤日本語教師、国内日本語学校で専任や非常勤講師を経験。日本語教師歴は約8年。主に自分の体験談を発信していきます。少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。
警察官時代の体験談や個人的感想を書いています。警察官の仕事に興味がある人にはオススメです。
中国で数年生活して面白いと思ったことを書いています。中国での生活や海外での生活に興味がある人にはオススメです。
警察学校を卒業して住むことになる、警察官の独身寮について書きました。 是非、読んでいってください。 予定変更 独身寮には同期、1〜2年上の先輩、後輩が全部で数十人住んでいます。 部屋は6畳間で洗面所、風呂、トイレは共同です。 つまり、ずっと部屋に隠れていることはできないんですね。 どこかのタイミングで部屋を出て歯みがきに行ったり、洗濯したり、風呂に行ったり、食事に行ったりします。 寮の廊下で出会うのが同期や後輩だけなら良いのですが、当然先輩と出会うこともありま
今回は警察官の視点から見た黄色信号について書いてみました。 是非読んでいってください。 安全確認呼称 警察官がパトカーの助手席に乗る時、運転者を「安全確認呼称」という形でサポートします。 パトカーが事故ったら交通取締や事故捜査をする警察官という立場上、非常に体裁が悪いですから、極力事故を防ぐための対策ですね。 だから、助手席に乗る警察官は気づいたことを運転中の警察官にどんどん伝えます。 例えば 「(左折時に)左、巻き込みなしです!」 「(右折の信号待ち中に)対向
私の知り合いで、残念ながらお亡くなりになり、署の霊安室に運ばれた先輩たちの話です。 今回は前回ご紹介できなかった2人について書きます。 是非読んでいってください。 霊安室 警察署には霊安室があります。 事件や変死でお亡くなりになった方を一度警察署へ運び安置します。 必要な捜査や調査が終了次第、ご遺族の方へ引き渡します。 ここに同じ警察署で昨日まで一緒に働いていた警察官が運ばれてくることがあります。 霊安室に運ばれた先輩たち 私は警察官を7年やりました。 そ
私は警察官時代、留置場で勤務していたことがあります。 その時の体験談です。 是非読んでいってください。 運動場では誰も運動しない 留置人(被疑者、被告人も一部いる)には「運動」という時間がありました。 人権への配慮ですね。 運動部屋は、8畳間くらいの広さで、壁は全て分厚いコンクリートです。 天井までの高さは4,5メートルはあったと思います。 天井には鉄格子がついているだけです。 天井から外気が流入するので、外の空気を吸うことができますし、鉄格子越しに空を見上げ
今回は地域課長に有給休暇の決裁をつぶされた時のことを書きます。 是非読んでいってください。 有給の決裁は潰される 有給休暇の決裁は非常に面倒くさくて、時間のかかるモノだということは以前お伝えしたと思います。 しかし、決裁というのは必ず取れるものではありません。 相手によっては潰されることすらあるのです。 今回は私が経験した地域課長の例を書きます。 地域課長とは 一緒に当直している地域統括(警部)までの決裁は難しくありません。 警務課の成績が欲しい警務課長(警
私が中国にいた2021年、中国では街中のあちこちで監視カメラを設置しまくっていました。 それについて書きます。 是非読んでいってください。 付けすぎ! 私が中国を去ったのは2021年だったのですがその頃、中国では防犯カメラ設置の波がピークを迎えていたように感じます。 それまでは監視カメラが多いと感じたことはなかったのですが、ちょうどその頃は1日に2,3回は監視カメラを設置する場面を見るようになりました。 白いカメラが3台くっついたやつでどこの街でも同じカメラがどん
警察学校を卒業して現場の警察署に配属されるとほとんどの者が一度独身寮に入ります。 既婚者は警察官舎や民間のアパートへ入居します。 今回は独身寮とそこに住む若い警察官について書きました。 独身寮とは 独身寮には大体2年くらい上の先輩までが住んでいます。 私が入寮した時は、1人だけ7年目の先輩が例外的に住んでいました。 寮の主のような感じでしたね。 独身寮に入っても、大体1年から2年くらい経つと自分でアパートを借りて一人暮らしを始めたり、結婚したり、転勤したりして出
今回は私が警察官をしていた時、お亡くなりになり、署の霊安室に運ばれて来た先輩警察官の話です。 霊安室 警察署には霊安室があります。 事件や変死でお亡くなりになった方を一度警察署へ運び安置します。 必要な捜査や調査が終了次第、ご遺族の方へ引き渡します。 ここに同じ警察署で一緒に働いていた警察官が運ばれてくることがあります。 霊安室に運ばれた先輩たち 私は警察官を7年やりました。 その7年で知ってる警察官が署の霊安室に運ばれてきたのは3回。 つまり3人です。
今回は、私が実際に中国で体験したゼロコロナ政策について書きます。 是非読んでいってください。 異変は隣の街から始まる コロナ禍の当時、上海や北京で1日たった4人とか5人の感染って、私は嘘ではないと思っています。 なぜなら、この中国のゼロコロナ政策はマジでヤバいからです。 もし隣の街で感染者が数人出ただけで街に異様な緊張が走ります。 そして、隣の街のコロナ発生が減少せずにどんどん増えいくと、こちらの街の発生がゼロでもやることがどんどん激しくなっていきます。 鉄板で
私はコロナ時期に中国にいたのでゼロコロナ政策を実際に体験しました。 その体験について書きます。 本当だと思います。 当時、日本では1日に万単位の人がコロナに感染している時に、上海や北京で1日たった4人とか5人の感染って、「絶対ウソだろ!」って感じていたと思うのですがどうでしょうか? もちろん中国当局が嘘を発表していた可能性はゼロではないのですが、私は嘘ではないと思っています。 なぜなら、この中国のゼロコロナ政策はマジでヤバかったからです。 落差激し過ぎ もし、私
警察官が有給休暇を取る時、決裁が必要です。 決裁の取得がどんな感じなのか、書きました。 けっこう大変なんですよ。 有給休暇の決裁 巡査の場合、有給休暇の決裁は副署長まで必要です。 直属の上司(巡査部長)、ブロック長(警部補)、地域統括(警部)、更に警視である地域課長、警務課長、副署長の決裁を取得します。 実は有給取得の決裁で心をへし折られることがあります。 決裁を取ろうと思っている日は長丁場の戦いになるらです。 地域統括(警部) さて、いつ夏休みを取るか、上司
警察官の有給休暇取得について書いていきます。 将来警察官になりたい方は必見です。 有給取得を推奨 警察内部では夏休みは7日、冬休みは5日の有給を取得するよう推奨されていました。(確か) そして、署員の有給取得率が上がると警務課の成績として認められるようになっています。 有給休暇の取得を推奨するのはまぁどこの会社でも同じですね。 ただ、警察は組織の性格上、こんな7日も夏休みを取得する人間など本部の人間はともかく、第一線の警察署にはほぼいません。 少なくとも私の経験上
今回は、私の2年先輩で残念な警察官筆頭だったトッティの話をします。 彼は非番に銭湯の休憩スペースで財布を脇に置いたまま寝入ってしまい、認証キーが入った財布を盗まれてしまいました。 認証キーとは、警察署内のパソコンを使う際に必要になる超重要な物です。 今回は、盗難に気づいた後のトッティの行動について書きます。 是非お読みください。 全部自分でやれ さて、起きて財布がないことに気づいたトッティは焦って財布を探しました。 貴重品ロッカーを何度も調べたり、銭湯の各フロア
私の先輩で残念な警察官の筆頭だったトッティの話です。 ぜひ読んでいってください。 お風呂大好き、トッティ 交番の当直勤務が終わり、非番になると対刃防護衣や警棒等の装備品の重さに耐えかねて腰がひん曲がりそうなくらい痛くなります。 残念警察官のトッティは温泉が大好きでした。 非番になると必ず近所の温泉や銭湯に通っていましたね。 長風呂があまり好きではない私も警察官時代は週休の日に必ずゆっくり風呂に入って腰をいたわっていました。 風呂好きのトッティは風呂を非番週休と欠
私が中国にいた頃、よく目撃した中国の公務員「城管」と「烧烤」という移動露店型バーベキューの攻防です。 是非読んでいってください。 城管とは 中国には烧烤(シャオカオ)と言うバーベキューの店がたくさんあります。 日本のものとはちょっと味が違う中国版バーベキューの店なんですが、美味しくて安いのでよく利用してました。 この烧烤、日本の焼肉屋のように自分で焼くわけではなく、野菜や肉を選んだら店主に渡して炭火で焼いてもらいます。 焼けたら店主が持って来てくれます。 私が初め
中国では、毎晩、公園におばちゃんたちが数百人単位で集まります。 彼女たちは一体何をしに来るのでしょうか。 数百人のおばちゃんたち 中国の公園や広場には夜になると中高年のおばさん、おばあちゃんが集まります。 10人くらいのグループもあれば数百人の規模のグループもあります。 私が見た最大規模のグループは、学校のグラウンドほどの広場を埋め尽くす人数のグループです。 もちろん全部おばちゃん。 若い人は1人もいません。 彼女たちは何をしに来るのか? 大音量のド派手な音