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シーズン初の4mポール練習
そろそろ本気でポールスポーツに向かうぞ!と気持ちが入ったのは1月の後半のことでした。
ある時、いつものように練習のビデオを見返してから、春先のビデオを見直してみたら、全くの技や身体の精度の違いと弛んだ自分に驚き、落胆し、それでやっとスイッチが入ったように思います。頑張ってるつもりで、抜け落ちた部分のどれだけ多いことか。。。
春から2か月完全にポールから離れたお家自粛生活。
6月から少しずつ練習やレッスンが再開し、ショーが戻ってきた9月終わりから年末。
ポールスポーツの練習は続けていましたが、基礎を取り戻すのがやっとだったのだと思います。
2月初め、普段の練習スタジオではなく、久しぶりに大会ルール規定に近い4m近い高さのあるポールスタジオをレンタルし、久しぶりに練習を再開しました。
この4mポールの練習はコストがかかるので、普段あまり多くは使用できません。
なので、大会が近づいていくと、この4mポールスタジオでの練習は、とても大切な確認練習になります。
今シーズン初のそれに向かう道は、ドキドキしていて、懐かしくうれしい気持ちでした。
普段練習しているスタジオのポールは2.7mくらい。シーズン初の4mポールスタジオで大会練習だと、上下移動にかかる負荷重が増し、それがトリックやムーブメントひとつひとつにプラスされ、練習してきたことは本当かな?と思うくらいトリックやルーティンの精度が落ちます。(←私の場合)
なので毎年のことながら、シーズン初のこのスタジオでの練習には悔しさの花が咲くことになります。
実際、練習では、出来ないを連発し、息は上がるし、リズムはないし、見事なまでの出来ない祭り具合でした。
けれども、4mポールではやはり新しい発見があって、苦しい中にも、かすかに見える光がいつも当たっているように感じて、なんとも言えないハートになります。ああ私はやっぱりこれが好きなんだなぁと実感する瞬間でもあります。
苦しくて、情けなくて、悔しくて、嬉しくて、楽しいんです。
そしてずっと悔しかった!
大会にはこの自分への悔しさが原動力になります。
打ちのめされて、現状を捉え、自己確認。
やっとチャレンジするスタートラインに立てた2月。
練習帰り、湯島天満宮で見た梅。
咲き始めでした。