久々 Kerbal Space Program 日誌 16 偉大な一歩(Mun有緑着陸)
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今回のプレイでは初の有緑Mun着陸探査。
計画・機材
前セーブデータでは8トン級に達する司令船のために用意した打上機の安定性不足に苦しんだので、今回は運用実績のある弊KSC主力の4~5トン級TX-2B・6トン級BL-53打上機のみで完遂することを目標に、ムン軌道ランデブー方式で探査するための宇宙船を、3回の打ち上げによるカービン軌道ランデブー方式で準備します。
MME 107, Mun Lander 有緑着陸船
上昇段を分けない、KSPでは標準的と思われる構成です。
短い着陸脚への対応のため、8+1のエンジンプレートにエンジン2基・小型タンク3個を装着した構造が特徴です。
先行して無人で打ち上げられ、ランデブーまでカービン周回軌道で待機します。
MME 108, KOSM 無人補給船
Kerbin Orbit Supply Module
(カービン軌道補給モジュール)
司令船に先立って打ち上げられて高高度で待機。司令船への燃料・酸化剤・一液推進剤の補給に加えて、着陸船にランデブーする際の推進を担当します。
ステーション補給船の派生型です。
MME 109, Mun Explore Ship 3 有緑司令船
標準的な司令船+サービスモジュール方式の宇宙船です。
全備では8トン近くに達するため、燃料を半分に減らして5.5トンに抑えています。後知恵ですがもう少し減らした方が良かったようです。
乗員の待機時間を短くするため(ロールプレイ)、補給船が軌道上で待機してから打ち上げられます。
ミッション経過
1年100日 00:00頃:着陸船の軌道待機
1年100日 00:00頃 無人で打ち上げ。
T+ 00:05頃 123.8×113.3kmの軌道に到達。
T+ 00:15頃 Munとの軌道傾斜角の差を0度に調整。
T+ 00:30頃 Kerbinの昼の側まで待ち、太陽光発電パネルを太陽に向けて待機。
1年100日 01:00頃:補給船の軌道待機
1年100日 01:00頃 打ち上げ。
T+ 00:34頃 軌道傾斜角を調整してから高度調整、239.9×239.6kmの待機軌道に到達。
1年101日 00:00頃:司令船打ち上げ
船長:ヴァレンティナ・カーマン
着陸船操縦士:ジェバダイア・カーマン
5.5トンなら行けるやろという見込みが甘かったか操作の悪さか、2段目まででの軌道投入は失敗。司令船のエンジンを使用。
T+ 00:07頃 85×81kmに到達。残ΔV1411m/s
T+ 00:13頃 KOSMをターゲットに軌道傾斜角調整。
マニューバ作成、117m/s消費して最接近0.3km予定。
T+ 00:30頃 マニューバ噴射実施後、さらに調整。16分後に0.3kmまで接近予定。
1年101日 00:50頃 KOSMにドッキング完了。
1年101日 01:10頃 燃料移送作業。
1年101日:ランデブー準備(MME107)
1年101日 01:12頃 司令船からランデブーされるために、MME107着陸船の遠点を350kmに上昇。
1年101日 01:34頃 着陸船のアポジキック噴射、円軌道に。
1年101日 01:56頃 着陸船の軌道傾斜角を修正し、2段目を投棄。
1年101日:Kerbin軌道ランデブー(MME109)
MME109司令船のエンジンをシャットダウンし、108KOSMのエンジンを起動・操縦起点を変更。
あわせて司令船側の燃料タンクをロックしておきます。
マニューバ作成、2時間半後に11秒噴射し、交差1回目に0.6kmまで接近する予定。
1年101日 04:34頃 噴射実施。最接近3km程度。ラジアルインに向かって噴射し、0.9km予定に。
1年101日 04:56頃 噴射実施。速度差13.3m/sで次の接近0.1km。
1年101日 05:00頃 距離20mで108KOSMを分離、安全のため108KOSMを落下コースに離脱させた後、ドッキング実施。
1年102日:Mun遷移(107+109複合体)
1年102日 00:05頃 噴射実施。
4時間49分後にMunに接近し、1日48分後に392kmに最接近する予定。
1年103日 00:53頃 噴射実施。399×390kmのMun周回軌道に到達。
1年103日 01:53頃 60.3×60.0kmの円軌道に高度を低下。
1年103日 01:56頃 ヴァレンティナ・カーマンがEVA実験を実施。
1年103日:Mun着陸(MME107)
1年103日 02:20頃 ドッキング解除して減速実施。近点をMunの表側、9311mへ。
1年103日 02:43頃 弾道軌道に遷移。
1年103日 02:44頃 軌道をほぼ垂直に。
1年103日 02:45頃 標高2860m地点に着陸成功。残ΔV1246m/s
旗を設置、EVAレポート、クルーレポート、地表サンプルを収集。
太陽が真上でない領域に降りるほうが良いですね……
カービン世界新記録管理協会の次のミッションはMinmus着陸。
1年104日:Mun離陸(MME107)
1年104日 02:00頃 1日弱の滞在を終え、離陸
1年104日 02:03頃 16.4×15.0kmで一応周回軌道に到達。残ΔV598m/s。
1年104日 02:26頃 20.7×20.0kmに上昇。残ΔV 592m/s
軌道傾斜角は0.1度なのでそのままマニューバ作成を試行。1時間半後に1秒噴射し、交差位置1が0.5kmになる予定。
1年104日 03:51頃 噴射実施。約20分後に最接近0.7km。
1年104日 04:16頃 距離約750mで一旦相対速度0に。
司令船に向けて加速、マップで見て次回最接近が0.1km程度になったので少し時間加速。
マーカーがターゲットに向かうように向きを調整してから減速。
司令船をアンチノーマルに向け、着陸船を司令船の下に向かって接近。
司令船の真下まで到達して接近。
1年104日 04:23頃 ドッキング成功。
1年104日 04:43頃 低高度でのEVA実験のため、着陸船のエンジンを吹かして近点を59km程度に。
1年104日 04:59頃 ヴァレンティナ・カーマンがEVA実験を実施。
1年104日:Mun離脱(MME109)
1年104日 05:00頃 着陸船を分離。アンテナつけ忘れのためMunへの衝突コースへの遷移はできず。
安全のため司令船を少し加速して距離を取る。
マニューバ作成、Kerbin近点44km予定。
1年104日 05:24頃 噴射を実施し、帰還軌道に遷移。約1日後に近点44kmになる再突入コース。残ΔV911m/s。
1年106日 00:32頃 大気圏再突入。操作ミスでサービスモジュールのエンジンを切らずに分離、回転しているうちにどうにか分離。
1年106日 00:35頃 圧縮断熱による赤熱が終了。
パラシュート全開、降下速度4.5m/s
1年106日 00:39頃 着水成功。サイエンスポイント267獲得。
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