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久々 Kerbal Space Program 日誌 18 Minmus有緑着陸

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Minmus着陸は最初から有緑で、Mun有緑着陸ミッションと同様にKerbin軌道ランデブーとMun軌道ランデブーの併用で実施します。


1年128日:MME 203 着陸船

MME 203, Minmus Lander

Mun着陸船にアンテナを追加した機体です。

1年128日 00:01頃 打ち上げ
T+ 00:05頃 87.8×83.0kmの軌道に到達、アンテナを展開。

T+ 00:14頃 軌道傾斜角をMinmusに合わせて調整。
96.7×83.8km。2段目残ΔV310m/s。
ドッキング時はこちらをさらに高い高度に上げるため、一旦この軌道で待機。

1年129日:MME 204 補給船

MME 204, Kerbin Orbit Supply Module(カービン軌道補給モジュール)
Mun着陸探査で使ったものと同型の、補給船兼Kerbin軌道マニューバ用の推進モジュールです。

1年129日 00:00頃 打ち上げ

T+ 00:09頃 158.2×149.7kmで軌道傾斜角のずれ3.0度。
半周後に再度噴射して軌道傾斜角のずれ0.1度。ここまで2段目で行なったせいで残ΔV21m/s、2段目の再突入が厳しい量に。

T+ 00:30頃 2段目を分離した勢いと少しの噴射で軌道傾斜角を調整。
2段目を逆噴射、近点は55km。
KOSMは補給用の分を合わせて残ΔV4472m/s。

T+ 00:31頃、KOSMを加速、遠点250kmで残ΔV4407m/s。
アポジキック噴射のマニューバ作成、消費ΔVの予測値表示は59.1m/s

T+ 00:52頃 アポジキック噴射実施。250kmで遠点・近点の差0.03kmの円軌道に投入成功し、この軌道で待機。残ΔV4348m/s。

KOSMの待機軌道

物理演算の都合で1回目の再突入では落下しなかった2段目に操作を移す。

1年129日 01:16頃 大気圏再突入。
1年129日 01:25頃 2段目が海面に衝突、処分完了。

1年131日:MME 205 有緑司令船

Mun着陸探査で使った機体と同型で、今回は燃料をさらに削減。440タンク1本の7割だけ搭載して打ち上げ。

船長:ジェバダイア・カーマン
着陸船操縦士:ヴァレンティナ・カーマン

1年131日 打ち上げ

T+ 00:07頃 2段目を分離し、83×75kmの軌道に到達。

T+ 00:11頃 軌道傾斜角を調整、残ΔV1027m/s
T+ 01:08頃 噴射実施、最接近0.9km予定。

T+ 01:27頃 距離24mで一旦静止。

KOSMを北(ノーマル)に向けてドッキング準備。
KOSMの前方に向かって接近後、南に向けて相対させ、マーカーを頼りに軸合わせ。

T+ 01:30頃 ドッキング完了。

燃料を移送し、KOSM側の残ΔVは323m/s
遠点350kmほどに上げるマニューバが消費50m/s強程度なのでおそらく大丈夫そう。

1年131日:着陸船ドッキング前作業

1年131日 01:37頃 MME203着陸船を加速。遠点310km、残ΔV154m/s。
軌道が交差していることに加速後に気づいたものの、相対速度334m/sで着陸船側から合わせるには早いのでこれは見送って、予定通り着陸船を司令船より高高度に上げてから司令船で追いつくランデブーを予定。

1年131日 01:57頃 噴射実施して待機軌道に投入、2段目を分離。311×305km

着陸船 第2段階待機軌道

2段目のエンジンを噴射、近点210kmにしか下げられずデブリに。

1年131日:司令船の着陸船ランデブー

司令船のエンジンは停止し、KOSMのエンジンを点火、操縦起点もKOSM側に。

マニューバを作成。元の位置が近すぎたので次の接近に合う噴射時刻は1日後。

1年132日 03:10頃 噴射実施、最接近0.8km予定。残ΔV290m/s。

着陸船に接近

03:30頃 相対速度合わせ作業。

03:34頃 距離50m程度で一旦静止。

03:36頃 司令船とKOSMのドッキングを解除し、KOSMを再突入コースに遷移。

KOSMを投棄後ドッキングに向けた接近を開始

03:37頃 接近開始。前後の横推力バランスが悪い印象。
03:39頃 ドッキング成功。

1年133日:Minmus出発

マニューバ作成。Minmusを反時計回りに最接近239kmでフライバイする予定の軌道。

1年133日 00:35頃 噴射実施。Minmus最接近は6日後に98km程度。
1年138日 04:50頃 Minmus圏に到達。

減速噴射の準備前。操縦席から着陸船越しに見るMinmus

1年139日 00:52頃 噴射20分前、機体を反転させて噴射準備。
1年139日 01:12頃 噴射実施、103×94km。さらに噴射して近点を30kmほどまで下降。
1年139日 02:05頃 30×30km程度の軌道まで降下。

ヴァレンティナ・カーマンが着陸船に移乗。

Minmus上空

1年139日:着陸

夜の面で減速するため、夜の面で十分に距離がとられるよう、昼夜の境界付近で機体を南北方向に向けて分離。

1年139日 02:38頃噴射実施。最低高度5km程度想定。
1年139日 02:59頃減速。低地に落ちるコース。

弾道軌道に遷移
着陸前

1年139日 03:03頃 マーカーを頼りに水平速度を落とし、低推力で断続的に噴射。着陸成功。

着陸成功

温度計測、気圧計測を実施。
ヴァレンティナ・カーマンがEVAを実施し、EVAレポートと地表サンプルを収集。

初のMinmus地表EVA
旗を立てる
旗を照らして撮影

一旦センターに操作を移し、ミッションを確認。カービン世界新記録管理協会の次のミッションはMinmus軌道でのランデブー・ドッキング。

1年140日:離陸

1年140日 00:10頃 約半日の滞在を終えて離陸。

00:15頃 遠点で噴射実施、11.5×9kmの軌道まで到達。
00:24頃 噴射実施、軌道傾斜角の差を0度に調整完了。

ランデブー
36mまで接近

01:56頃 距離36mで一旦静止。

司令船を北に向けてから、着陸船を司令船の船首前方に向かって移動。

司令船の前方に向かって接近
真上付近まで到達
正面に向けてドッキング

01:59頃 ドッキング成功。「ミンマス(Minmus)を探索するのだ」のランデブー・ドッキングミッションも達成。

次に出現したミッションは「イブ(Eve)を探索するのだ。」フライバイ・帰還ミッション。

科学データを司令船に移動し、ヴァレンティナ・カーマンが司令船に移動。
念のため着陸船の余剰燃料を最小タンク2本分残して司令船に移送。

1年140日:Minmus軌道離脱

02:42頃 着陸船を分離。

Kerbin近点45kmになるマニューバを作成。

03:14頃 噴射実施、2時間半後にMinmus圏を離脱し、7日4時間後付近にKerbinに再突入予定。

操縦席から見た離れていくMinmus

1年148日:Kerbin帰還

1年148日 01:53頃 サービスモジュールを分離。

1年148日 01:56頃 大気圏再突入
1年148日 01:59頃 断熱圧縮による赤熱が終了、よく見ると減速不足で近点を通過、高度が上がっている。遠点600kmで再度宇宙空間へ。

1年148日 02:40頃 2回目の大気圏再突入。
1年148日 02:52頃 着水成功。286サイエンスポイント獲得。

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