自分の気持ちを認める
高校に行かれなくなって 何度か私はスクールカウンセラーさんのところに行ったり 担任の先生に会いに行ったりする事になった。
入学してから4日しか通っていない学校。
学校の最寄駅には 子供の学校の制服をきた高校生達が楽しそうに下校している。
溢れてくる涙がとまらなかった。
「そっか。やっぱり私は高校生になった子供の姿を見たかったんだな。」
もはや私がそんな気持ちを言える場所はなかったけど 自分の気持ち、感じた事は自分で認めてあげようと思った。
「そりゃそうだよね。当たり前に皆行くものだと思ってたしね」
けど、それは私の考え。子供の考えではないから。
何度もいい聞かせながら かれこれ1ヶ月半が過ぎようとしていた。進級するには70日以上欠席することはできない。
子供が幸せに過ごせるために 自分が出来ることってなんだろう。