子どもがいても綺麗なフィンランドの家
私は3つのホストファミリーのお宅で暮らしましたが 共通点として部屋がきれいだった ということが挙げられます
いつも 常に きれいなのです。
中には4人兄弟の家もありました。お父さんは保険会社 お母さんは教師。フルタイムで働いていてやんちゃな男子が2人。散らかって当然なのです
しかし食事のときになって バタバタと片づけるということはないし ソファーでゆっくりしようとしたときにゲームが出しっぱなしで一旦かたづけなければ となることもない本当にストレスフリーな住環境を保っていました。
ストレスが溜まる ということはやりたいことがやりたいタイミングでできないことなのではないか 最近私は強く感じるようになりました。けれど逆の考え方をするならば、自分のタイミングで休んだり 食事を食べたり 会話したりということができたならば 減らせるストレスもあるということ。
私が考えるところによると フィンランドの家庭では自分のものをリビングに置きっぱなしにする人があまりいなかったように思います。そしてそこに暮らしていた高校生の私も同じように 置きっぱなしにする概念は全くなくなっていました。
なぜか。
空間や生活する環境を心地よいものに維持することが 大切なこととして受け継がれているからではないかなと思うのです。家族のひとりひとりが同じ考えで過ごしている。それは食事の時にも感じることができました。
朝ごはんでは子供たちも自分の食べたものを食洗器に入れてから学校に行く。朝ごはん最後の人が食洗機を回す
一番最初に学校から帰ってきた人は食洗機から食器をだして片づける。
仕事から帰ってきたお母さんはご飯作るだけ。
食べたらそれぞれ食洗機へ
簡単なシステムなのに日本で自分がやろうとしても全くうまくいかないのです。でも本当に大切なシステム作りだと思う。こんな今だからこそ 生活の空間に心地よさを求めることの優先順位をあげていきたいと思う。