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島へ②石の言葉たち

夏小屋で過ごす日々の中で 群島のハイキングにホストファミリーと行きました。
上は75歳 下は6歳まで。

ハイキングに行こうって言われたとき
ちゃんとスニーカー履いてるから大丈夫だね とお兄ちゃんが言ってた理由がすぐにわかりました。

道なき道をいきます。フィンランドの土地は岩盤でできていて ハイキングといえども 岩を登ったり下ったり。硬いと思って踏み込んだらフカフカな苔だったり。

このハイキングでは黄色い石を探して何個あるか数えて その数が正解だと麓のカフェで値引きがあるらしい

みんなどんどん進みます。
私の娘もスタスタいきます

マザーと二人で遭難しかかる

私とホストマザーは 手と手をとりあい岩をくだります
そして黄色の石を探しますが もう数は数えていませんでした。

『思い出は全部もちかえりましょう。足あとだけは残して。』

日本語で書くと美しくないですが ハイキングの間にみかけるこの詩的な文章が美しい


『笑顔で目覚めよう』

そして私たちは丘のてっぺんに来ました。
先についていた弟たちが海をながめています。そして黄色い石が何個あったか言い合いになってます

彼らは余裕ですが 私とマザーはグッタリ😆
最後にRauha フィンランド語で平和の意味

結局石の数は違ってて 割引なかったけれどハイキングのあとのレモネードは美味しかった。そして石に書かれたことば1つ1つが美しくて それだけで心が豊かになる。

たとえば毎日生きている中でも
美しいものに触れて感度をあげる。
優しいことばをたくさん使う。

それって日本にいても出来ることだなって思う。
それから石が、固定されずにただ置いてあったのも好きだった。ワイヤーで固定されていないところが フィンランドらしいなって思いました

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