人の心の中を。
Yというアプリがある
なんでもテレビ番組などが情報を提供し
本来出会う事ない人と呟いて、共感して、
夢のようなアプリだった
だが
時に人の心を支えるものは
その人の心を喰らう
自分だけのテリトリーを形成するもの。
有名になり金を稼ぐもの。
好きな人を追いかけ回すもの。
批評家気取りのもの。
言葉という右ストレートをかちこむもの。
僕にはどうもそれらが苦手であった。
Yというアプリ自体はとても好きだ。
週末のアニメをみて感想を共有したり
好きなクリエイターの活動を就寝時間で見れない時
Yの情報を見て自分の中で埋め合わせている
地震や大雨の時テレビを見ない僕には夢のような
アプリで、友達と話しながらテレビを見てる
それだけで幸せだったが
どこにも闇というものはある
アニメを作った事ないやつが最終話を批判する
曲を作った事ないやつがバカにする。
ホームランなんて打てないのに指摘する。
皆の中に止めていた比較して見下す
という心の淀みを
声高らかに面白いだろ共感できるだろと
本人の目の前で話す。
やってる事はさながらいじめをしてる小学生
やはり人間の心の中の本質は子供の中で
形成されるのだろうか
大人になるという事は歳をとるというだけの事なのか
我慢や配慮を忘れた大人は大人では無いと思う
ミイラ取りがミイラにならないように
私が私であれるようにありたいな