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⑩クルーズ船で地中海を旅してみた!駐在家族の夏休み【アマルフィ編】

イタリア最終日はラヴェッロ、アマルフィ、エメラルドの洞窟、ポジターノをめぐるプライベートツアーを事前予約済み!

2日間は公共交通機関で自力移動したので、
(そしてめちゃくちゃ疲れたので、)
今日はちょっとラクして、一番楽しみにしていたアマルフィを訪れます。

ナポリ港が見えてきました!


ドライバーさんと合流

イタリアのLa Speziaに寄港した頃、
「渋滞を考慮して、朝8時に港で会いましょう。駐車場あたりで、名前の札を持っているからね」
とオーナーから連絡がありました。

そんなアバウトでちゃんと会える??と心配でしたが(笑)、当日はドライバーの方からも電話があり、すぐに会えましたよ。

ドライバーはナポリ育ちのDomenicoさん。

暑いのにきっちりとスーツを着て出迎えてくれ、港から見えるナポリの街を少し説明してくれた後、車に乗り込みます。広々したシート、冷房の効いた車内で快適に出発です。

ナポリの港

高速道路を少し進むと、ベスビオ山が大きく見えてきます。西暦79年の噴火によりポンペイを一夜で壊滅させたというベスビオ山。

今回は時間が足りないことと、暑さを恐れてポンペイを訪れるのは諦めたのですが、いつか行ってみたい場所のひとつ。当時の生活の様子が生き生きと感じられるくらい、保存状態が良いらしいです。

高速道路をおりたら、山道を登り始めます。道の脇にはカラフルなトマトの木がたくさん。ほどなく景色を見下ろせる高台で休憩、記念撮影します。

ベスビオ山が見えてる
山を越えたらアマルフィ海岸です

ラヴェッロ

山を越えて、最初の目的地ラヴェッロに到着しました。

多くの芸術家を魅了したことから「音楽の街」と呼ばれ、夏にはラヴェッロフェスティバルが開かれるそうです。ドイツの音楽家、リヒャルト・ワーグナーが滞在していたので、ワーグナーの楽曲が多く演奏されるのだとか。

ロケーションが素敵ですね!
明け方4時頃に開演、日の出を見ながら、音楽を楽しむらしい。
サレルノ湾を見下ろす海岸線。キレ~イ!
可愛い小道!こちらワーグナー通りというそうです。


立ち並ぶお店のつきあたりにある、Factory Pascal。こちらの陶器のお店が雰囲気抜群で見ているだけで楽しかったです。

店構えもかわいいなあ
陶器のオーナメント
南イタリアらしいレモン柄が目立ちます
こーんなポップなお魚柄も。
水彩絵の具で塗ったような、少しムラのある色合いが可愛い
お土産に良いサイズですね♪気に入ったので一つ購入。
こんなに大きな絵皿も。これは鑑賞用かな。

クルーズ途中なのでたくさんは買えませんでしたが、いくつかお土産を購入しました。オーナーさんも気さくな良い方で、ステキなお店なので、是非立ち寄ってみてください!郵送もしているそうです。

暑いにゃー。
ラヴェッロ教会前の広場

ラヴェッロは、アマルフィやポジターノと比べると観光客が少なく静かな街です。のんびりとアマルフィ海岸の雰囲気を楽しみたい方にはおすすめ。


アマルフィ

駐車場からの眺めが圧巻

次の目的地、アマルフィへ向かう道中、少し混雑してきました。一方通行のエリアもあり、信号で交互に行き交います。Domenicoさんによると、道路の混雑は6月7月がピークだそう。8月はバケーションで地元の人が不在のために、マシなんだって。

とは言っても目的地のアマルフィは観光客でごった返し。駐車場も大混雑ですが、私たちは涼しい車内で座ってるだけなので、らくちんです~

小さめだけど、絶景のビーチ

到着後、まずはアマルフィ大聖堂を見学します。入場料€3。

外観をよく見たいのに、まぶしい!
天国の回廊と呼ばれる中庭
どことなくエキゾチックな雰囲気が感じられる
細かいタイルのモザイク
パンフレットによると、大聖堂の古い説教壇の断片だそう。
バロック式の大聖堂
聖アンドレアの遺骨が納められているという地下礼拝堂。
全面的に豪華な装飾が施されています。熱心に祈りをささげる信者の方がいました。


大聖堂を見学した後、どうしてもレモンシャーベットが食べたくて。お店に引き寄せられてゆき、値段を見ずに2つ注文したら・・・

1つ€15!? 2つ€30!!!(約4750円)

今更いらないとは言えなかったけど、OMG。とんでもねえ観光地価格や・・・みなさんはお値段確認してから注文してね。。

2種類のレモンシャーベットをレモンの器で!
もちろん美味しかった、けどお値段はどうかしてるぜ・・・


エメラルドの洞窟

お次はアマルフィ海岸の王道コース、エメラルドの洞窟。エレベーターに乗って、一気に下まで降りることができます。階段も見えたので、昔は階段で昇り降りしていたのでしょうか。

エメラルドの洞窟入口

エレベーターを降りると、一瞬だけヒヤっと、天然のクーラー。洞窟の中は期待したほど涼しくはありませんでしたが、海中に差す太陽光でエメラルド色になった水面と、天井の鍾乳石が神秘的な雰囲気でしたよ。

船頭さんが、基本イタリア語と英語で説明してくれますが、時々日本語も入れてくる。確かヌードルのような見た目の鍾乳石があったんですが、「ラーメン~、ソバ~、ウドン~、」言うてました(笑)

洞窟入口前。水を見れば魚がいないかチェックせずにはいられない夫。
太陽の光で、エメラルド色に輝く水面
頭上は鍾乳石でいっぱい。


そろそろお昼時。
エメラルドの洞窟横にある、絶景のお店でランチです。
Domenicoさんが景色の良い席を予約しておいてくれました。

これぞ非日常、バケーション気分満載。

次回につづく。

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