ポラ丸

歩き回ったアジアのあちこちを思い出の写真とともに語ります。 台湾のコロナ状況を見極めて来年はまた高雄に行きたいです。

ポラ丸

歩き回ったアジアのあちこちを思い出の写真とともに語ります。 台湾のコロナ状況を見極めて来年はまた高雄に行きたいです。

最近の記事

[アジアところどころ] 高雄#3 旗津島

旗津島はかって旗后(後)半島と呼ばれていた。灯台のある旗山の後ろに蹲るような形で集落が発展したからだ。長く高雄は内陸の農業経済中心だったが海岸地区である打狗も1673年旗后に天后宮が作られるくらい定住者が増えていった。開港190年前である。 天后宮は媽祖廟の別名。媽祖様は10世紀頃福建実在の女性で漁師であった父や兄を海難から救ったことから海に携わる華人の守護神となった。淡水には関渡宮があるように中国台湾の主だった港町には媽祖廟がある。渡海して世界各地に定住した華人の街にも媽

    • [アジアところどころ] 高雄#2 古い港

      天津条約で高雄が開港した時代、港は本土の巨大な貿易港、現在の高雄ではありませんでした。当時の港は旗津島。輪渡で旗津に渡ると鼓山側の質素な船着き場と違い古くて立派な建物が迎えてくれます。ここが開港当時の税関の流れをくむ建物なのだと思います。 同じ開港地の淡水の紅毛城と建物の感じがよく似ています。 晴れた日の午後ここから新しい高雄の街を眺めるのはいいですね。 ※ 鼓山~旗津 map

      • [アジアところどころ] 高雄#1 高雄の街歩き

        高雄はとても好きな街です。明るい解放感、自由な空気、コスモポリタンな雰囲気がありますね。 日本の横浜や函館を歩く感じに似ています。 これらの街はいずれも通商条約による開港地。当時開港地は外国人が土地を購入し住み教会や学校を建てることが許されました。 台湾では高雄と淡水が最初の開港地です。 ※ 高雄旧エリア map