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〜夏コミまでの本を国立図書館に納本した話

まずは納本制度の話から。

 日本の場合は、「国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられています」。出版社も、法人も、個人も!(しかも過料がある罰則付き……)

 でもまあ、小部数同人作品の本なんて、国で誰が何を何冊印刷して頒布したなんて把握できる訳はなく(部数や利益率高いと国税局に目をつけられるとは思うけど)、実際あまりやってませんよね……コミケとかイベント側の強制見本誌回収もあるし。
とはいえ、一度やってみたかった(データベースにどこまで載るのか & 最悪火事になっても(一応実家と、物書き絵描き従弟妹の所に1部づつはある)将来に残るし(誰が読むのかは置いておく) & 一応国文学系の人間としては今の蔵書処理がどうなる形なのか知りたい、という事で。

送ってみた

「発行日から30日以内に納本すること」となっているので(但し配布数が少ない場合、15部程度を目安に配布された日にち、だったはず)、前回コミケの新刊と頒布した過去本をゆうメール(旧名では書籍小包)に。
 ぎりぎり角打ち対策もして何とか押しこみ、いつも無理を頼む(だから顔を覚えられる…)県庁内郵便局にお願いして、規定枠も何とか通してもらい発送完了。

届いた?

 で、先週の金曜日。差出人が「国立国会図書館」!
さっそく開封しましたら、こんな感じ。(一部カットしています)

国立国会図書館から、献本の受領書

……「他」の使い方おかしくないですかね。
 せめて「他」4冊、計5冊なら分かるけど……(いや、できたら受領書なんだから全部書名書くべきと思うけどね……)
 ま、とりあえず「受け取りました」とのことなので一安心。うん、面白い経験でした。

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