ブラック会社との戦い(19)
社長が言いました。
君みたいに文句ばかり言っている人間を見つけられた
のはよかったと、君以外の社員は文句も言わず真面目
に働いているんだよ!
今すぐ会社から出てっ行ってくれ、他の社員と一切
喋ったり、余計なことを絶対言うな!
アンタのお金は払うんだから文句ないだろう!
その言葉を聞いて、自分の行動は正しかったと再認識
しました。
この会社に残る人間は、社畜として摂取され続けてい
くしかないんだなと思いました。
同僚に挨拶もせず会社を後にしました。
個人的に連絡先を知っている人には経緯は後から説明
することにしました。
今まで突然会社を辞めて行く人を数多く見てきました
まさか自分も同じような終わり方をするとは思ってい
なかったです。
その日に労基の担当の人に電話連絡したら、ビックリ
されていました。
流石に是正勧告して1週間で解雇するのは、普通あり
得ないですよと、このタイミングで解雇したら、労基
に申告したことに対しての解雇って判断せざるを得な
いです。労基の方がこの案件なら民事で争った方が、
いいかも知れませんねと言われました。
自分の頭の中に民事でっていう発想はなかったので、
労基の方に説明してもらいました。
労働基準法の104条違反
職場に、労働基準法又は法に基いて発する命令に違反する事実がある場合においては、労働者は、その事実を行政又は労働基準監督官に申告でき、それをしたことを理由として、使用者による解雇その他不利益な取扱から保護されるという条項である。
正にさっき起こった出来事でした。
労基の人がビックリしたのも納得できました。
是正勧告された未払い残業代の改善もしていないのに
他の違反を重ねてするって事は今の状態を理解して
いないからするのだなとは思いました。
そして僕は民事裁判を起こすことを決意しました。
弁護士に依頼して、現在進行系で動いていますので
この後の結果は答えが出てから書きます。
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