ブラック会社との戦い(7)
現在、入社10年目になります。
その間に、約25人の社員のうち、先輩や後輩が10人以上退職していきました。
ほぼ100%、会社と揉めて退職されています。
20代の人は、会社の将来性がないこと、ブラック特有の体育会系なノリに嫌気がさして辞めていきます。
40代以上の人は、足元を見られて、理不尽な扱いを受けていました。
例えば、仕事のミスに対して給料から天引きしたり、解雇をチラつかせて減給するなどです。
労働基準法などを見てると全部アウトな事ばかりですが、当時はそこまでは考えていませんでした。
そんな事が日常的に起きているので、人の入れ替わりが激しく、慢性的な人手不足が続いています。
その中で、僕はどうして10年も続いているかといいますと、
一度休みのことなどで我を通したら、休むことに抵抗が無くなったからです。
子供の病気や保育園の行事では、有給を使っていました。
そして、夜7時頃に帰宅できるので、家族との時間を多く取れることも、仕事を続けられている理由です。
それでも、ブラックな会社に勤めて10年の時間を無駄にしたのは後悔しています。
今でこそ視野が広がり、こんな会社は早く辞めようという考えに変わっていますが、当時はそうは思っていませんでした。