【冒頭公開】LGBTを疑おう!電子書籍と紙の本、好評発売中!
みなさん、こんにちは。秋本枝央です。
先日kindle書籍(電子書籍)にて発売した『LGBTを疑おう!』ですが、この度紙の本でもリリースいたしましたのでご報告いたします!
約8万字、紙の本で177ページ!速い方だと1日で読めるボリュームですが、メディアの嘘や被害者ビジネス、慰安婦問題にまで言及した、非常に濃厚な内容となっております。
セクシャルマイノリティ当事者や、LGBT問題に関心のある方からも、好評の感想をいただいております。是非、ご注文くださいませ。
お値段は紙の本1210円、電子書籍790円、Kindle Unlimited加入の方は無料となっています。紙の本の場合、ご注文ごとに印刷をかけますのでご到着まで少々お時間をいただく場合があります。
著書の一部を無料公開!
電子書籍発売を目前にしまして、note先行で目次と「はじめに」を無料公開いたします。これを読んで興味を持っていただけたらと思います。感想はTwitterのハッシュタグ、「#LGBTを疑おう」で募集します。
またこちらのnote・本編に関わらず、文章のスクショ・画像の無断転用はお控えください。拡散する際はリンクをそのまま貼り付けてください。無断転用している方を見かけた方は、わたしまでご一報願います。
「LGBTを疑おう!」の目次公開
はじめに
第一章 マイノリティの主張を疑おう!
LGBTのイメージと、一般当事者の違い
日本独自のホモ文化
第二章 「LGBTは生きづらい」を疑おう!
生きづらい人の心理
日本における同性愛差別?
アウティングは悪なのか?
第三章 多様性社会を疑おう!
LGBT思想とは?その目的は?
LGBT思想と権利運動がもたらしたこと
活動家の目的・ゴール
第四章 「海外は進んでいる」を疑おう!
西洋で権利運動が広まったワケ
八百万の神々の国と、一神教の国
日本の法整備は遅れている?
第五章 「同性婚を認めないのは差別」を疑おう!
同性愛と異性愛、結婚に対する価値観の違い
同性愛者に結婚は必要ない理由
代理母の弊害・同性愛者に育てられた子の悲劇
子どもから父親/母親を奪う親たち
第六章 LGBTに関する、企業の取り組み事例
企業によるLGBT戦略の一例
LGBT市場を疑おう!
LGBTフレンドリー企業とNPOの関わり
第七章 LGBT問題は「ネオ同和」だ!
LGBTと同和・慰安婦問題との共通点
繰り返される「慰安婦問題」
ジャニーズ問題に続いた、告発騒動
第八章 嫌われつつあるLGBT
LGBT団体の失態
MtFが犯した性加害
第九章 LGBT思想から日本を守るための課題
右派・保守層に求められること
何よりも女性の身の安全を願って
「はじめに」を先行公開!
この度は、この本を手に取っていただきありがとうございます。秋本枝央と申します。わたしはセクシャルマイノリティの当事者であると同時に、LGBT思想に反対する立場を取っています。
LGBT思想は世間的には馴染みのない言葉で、はじめて聞く方もいるかもしれません。LGBT思想を別の言葉で言い換えるなら、LGBT至上主義/LGBT中心主義となります。この思想が今、一つの運動として、日本に大きな影響を与えつつあります。
わたしはかつて、早稲田大学のGLOWというセクマイサークルに所属しておりました。GLOWはインカレサークルで、学生のLGBT団体としては国内最大規模です。たしか三年生の途中で辞めてしまった記憶ですが、人生でもっとも深く人と触れあい、濃い思い出をたくさん作った大事な場所でした。
GLOWの人々は、セクシャリティに悩む当時の私を温かく迎えてくれました。定期交流やお泊り合宿、文化祭のための映画製作、個人的に開いてもらったサプライズ誕生会など、それまで人付き合いに恵まれてこなかったわたしにとって、そこにはあまりにも眩しく美しい時間が流れていました。
サークル活動では、学生同士が強い絆を深めることに重きが置かれていました。サークルは、これまで素の自分を出せなかった人、セクシャリティの話題を口に出せなかった人たちにとってはあまりにも重要な意味を持ち、わたし自身も半ば依存していたように思います。
世の中には、こういう依存的な人間を利用する団体もありますから、若い人には注意してもらいたいところです。大学生より若い子どもたちを集めて、居場所を提供するセクマイ団体が存在します。わたしがGLOWにいた頃からその団体の名前は聞いていましたが、利用経験のある人に出会ったことがないので、実態はわかっていません。親の目が届かない閉鎖的な空間に子どもたちを集めるそうで、その中でLGBT思想が吹き込まれている可能性もありますし、風通しのよくない団体というのは注意すべきだと思います。
GLOWは主に集まることに重きが置かれていましたが、セクシャリティの勉強会などを開く熱心なメンバーもいました。わたしもそのうちの一人でした。藥師実芳さん率いるReBitは学生団体として一つの形になり、今ではセクマイ界隈では知らない人がいないほど、大きな団体に成長しています。
わたしがLGBTコミュニティにいた頃は、当たり前すぎて気づきもしなかったのが、LGBT思想の存在です。人によって濃淡は様々ですが、過去につらい思いをした人ほどLGBT思想に傾倒していく印象です。わたしは他人に差別された経験はありませんが、父からの虐待が影響で、「性」そのものにトラウマを抱えていました。「女のクセに」と怒鳴られ、殴られる。両親の喧嘩を毎日見せられる。そういった家庭環境にあったことで、男性性・女性性どちらのことも嫌悪するようになっていました。そうしてわたしの中でXジェンダーというアイデンティティが形成されていくことになるのですが、当時触れたフェミニズムの影響も相まって、男根主義・異性愛中心主義を憎むようになり、「社会は女性を含むマイノリティを苦しめている」という考えに至りました。わたし自身が似たような考えだったことから、LGBT活動家と呼ばれる人たちが、なぜそうも被害者意識が強く、社会を憎んでいるのか理解できます。
「セクシャルマイノリティは長い間差別されてきた」
「社会を変えることで、マイノリティの生きづらさを解消させる」
活動家が飽きもせずにこのようなロジックを繰り返すのは、彼らにとってはそれが真実だからです。本気でそのように思っているからこそ、マイノリティ中心社会を正義だと思っているのです。
わたしがLGBT思想でなくなったのは、自分の中でモヤモヤが晴れたことと、政治問題に興味を持ち、より広い世界を知ったことがきっかけです。当時はXジェンダーを自称していましたが、ある時、
「自分の中ではXジェンダーでも、相手にとっては一人の女の子でしかない」
ということに気づきました。自分自身の葛藤を相手に理解させようとするのは、限界があります。また葛藤を伝えた上でも、相手の認識まではコントロールできません。ですから、内面のセクシャリティに悩むだけ無駄だと感じたのです。それに気づいてからは、少しずつ自分のことを受け入れられるようになりました。性別にこだわっていたのは自分の方だったと気づいたことで、楽になれました。
自分自身がセクマイコミュニティに頼る必要がなくなったこと、そしてLGBTがいわゆる左派に分類されており、サークルの一歩外を出ると保守的な当事者の方が多いことを知り、世の中への見方も、LGBTに対する見方も変化していきました。
本書で取り上げるのは、LGBTのいきすぎた社会運動についてです。テレビや雑誌、SNSなどを通し、LGBTについての偏った情報が広まっています。
「生きづらい」
「差別を受けている」
というのは、一部の左派系当事者の主張です。活動家のほとんどが左派で、彼らの価値観ばかりが世に広がり、その他大勢の当事者の声は届かないという状況になっています。
東日本大震災の後くらいから、ポリティカルコネクトレスの後押しもあって、左派系当事者の主張が注目されるようになりました。今では彼らの意見が多数派に見えているのが現状です。例えば、
●同性婚の法整備をすべき
●同性カップルも子どもを持つ権利がある
●日本には昔からLGBT差別があった
●多様性を認める社会がいい社会
●ジェンダー教育を進めるべき
などがそれですが、左派以外の当事者は、これらと真逆の価値観を持っていることを、是非知っていただきたいです。
LGBT社会運動は今、異性愛社会を否定し、これまでの秩序を破壊させる勢いで展開しています。ただの権利主張に留まらず、日本の社会そのものが変わってしまうような動きになっているので、注意が必要です。
LGBT活動家の意見に感化され、権利運動を受け入れる学校や企業、自治体も増えています。彼らは活動家の本質を理解できていません。なんとなく聞こえがいい言葉を受け入れ、人権問題として取り扱っていますが、場合によっては子どもの人権・女性の人権を脅かすことにも繋がるので、安易に受け入れてはいけないのです。
LGBT思想のカルト的危険性、そして今後何に注意し、どうしていけばいいかを本書では語っています。
断り書きとして、本書では「LGBT/LGBTQ」の表記が混在しております。一般的に馴染みのある「LGBT」を優先して使っておりますが、Qが含まれることを強調する際には「LGBTQ」を使用するなど、場面に応じて使い分けていることを先にお断りいたします。
加えて本書でのLGBTとセクシャルマイノリティという言葉の違いについて。本書においてはLGBT思想側の当事者をLGBT、その他大勢・市井の当事者をセクシャルマイノリティと適宜使い分けておりますことをご了承ください。
本書が多くの方にとって、LGBTの本質、そして今起きている問題点に気づくきっかけになれれば、幸いに思います。気づくことでLGBT思想の広がりは抑えられますし、そうすることで安全な社会を取り戻すことができます。日本の未来を危険な思想から守るために、まずはLGBTを「疑う」ことからはじめてもらえたら嬉しいです。
読者の方の感想
Twitterでの発売の知らせを受け、早くもご購入いただいた方々から、ありがたい感想をいただいております。その一部をご紹介します。
メディアの垂れ流す「可哀想なLGBT当事者」というイメージは実は作られたものであり、実際は同性婚などには【反対】の保守的な当事者が多いことを、多くの人に知ってもらいたいというのがこの本の狙いの一つです。
メディアの偏った報道に嫌気がさしているセクシャルマイノリティ当事者の方々からも、ありがたいお声を頂戴しております。
この本にはメディアの嘘を伝え、聞こえのいい被害者ビジネスに騙されないでほしい、そういう願いが込められていますので、多くの人にとって気づきを与えることができれば幸いに思います。
読んでいただいた方は是非、お知り合いや家族の方にも勧めていただければと思います。本と合わせ、YouTubeとブログの方もよろしくお願いいたします。