ファーバーカステル ポリクロモス (油性色鉛筆)
画材の値上が止まりませんが、色鉛筆も例にもれず。
ほしいものリストに入れっぱなしで眺めていましたが、高価なものほど早く買った方が良さそうなご時世です。
円高になるのを待ってらんない!
というわけで今回購入したのは、定番中の定番、ファーバーカステル「緑缶」でおなじみのこちら。
使用感を確かめるためにも色見本の作成をします。
いつもお世話になっているColour with Claireさんのページから見本帳をいただき、少し力強めに塗ってみます。
色がしっかり出て、ちからを入れてもペン先が崩れず、さらっとした使用感です。
最近、プリズマカラーなどのねっとり柔らかタイプを使うことが多かったので、少し芯硬めに感じました。
とはいえ、プロフェッショナルグレードだけあって発色はばっちり。
どのくらい見た目がちがうかな?と思い、三色塗りで比較してみます。
マルマンスケッチブックを使用しているので紙の凹凸がでるのですが、さらさらと表面を重ね塗りしている分には、柔らか芯の方が紙の凹みが目立ちます。
ポリクロモスは色に透明感があるので色重ねしても濁らずきれいです。
次に、ブレンダーで色を馴染ませて比較。
色馴染みさせるとこんな感じ。
プリズマカラーの方が絵具みたいによく混ざり、混色がより際立ちます。
どちらも持ち味がありますので、使い勝手と作風の好みに合わせて選んで使えそうです。
さらさらタイプの上位モデル、ポリクロモスですが、老舗のファーバーカステルには学童用「赤缶」、学生用「青缶」もあり、さらに水彩色鉛筆でも3グレードありますので、いつか揃えて試してみたいものです。