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算数の好き嫌い

算数の好き嫌いはなぜできるのか

上の子に聞くと、最近算数の授業が嫌いとのこと。
確か1学期はそんなことはなかったのですが。
算数の宿題を一緒にみてあげながら、少し考えてみました。

自分が推測する原因は以下。

  1. 算数の意味をしっかり理解できておらず、手順だけで覚えてしまっている。

  2. 分かった、という体験が少ない

  3. 繰り返しすることができていない

ちょうど2桁✖️2桁の計算でつまづいてるようで、どこまで分かっているのかを確かめながら、算数が嫌いという気持ちをどうしたら良いか、と思いながら教えていました。

1.算数の意味をしっかり理解できておらず、手順だけで覚えてしまっている。

どうも上の子は、こういうときはこう計算する(例えば筆算の書き方など)ということと、数字の原理や原則があやふやで結びつかないまま覚えているようでした。
要はどうしてそのような書き方をしているか、というところが理解しきれてなかったようです。
2桁✖️1桁の計算はきちんとできるのに、2桁✖️2桁になると書けない、ということでした。
2桁✖️1桁の計算を繰り返しすれば、2桁✖️2桁の計算もできるはずですが、数字をどこに書くか、という意味が分かってなさそうでした。

2.分かった、という体験が少ない

①に関連しますが、どういう意味があるか分からずにやると、やらされているだけで嫌いになるはずです。
どうしてそうなるか、は繰り返し教えるしかないですが、どこまで分かっているかを掘り下げながら、分かっていない点を分かったに変える必要があります。
10集まると次の位になる、繰り上がりの計算、2桁✖️1桁の計算方法は出来ていたので、2桁✖️2桁の筆算はどういう意味があるかを自分も考えながら教えていました。
2桁✖️1桁をやる
→2桁✖️2桁(1の位が0の場合)をやる
(数字を書く位置を理解する)
→2桁✖️2桁をやる
という流れで分かったと言ってくれたので、多分分かってもらえたのでは、と思います。

3.繰り返しすることができていない

これが一番大事だと思います。
やはり、やりたくないことは集中もしていないため、次やろうという気持ちにするためには、②の分かった、という体験が欠かせません。
本当は自分で問題を作って自分で問題を解く事が、一番早く身につく方法でしょう。
また単身赴任先に戻らねばならないため、宿題を出しておきました。
嫌いと言っていましたが、分かるという体験のおかげか、すんなり受け入れてくれました。3桁✖️2桁の計算も書いておきました。

お役立ちツール

ちなみに我が家ではDIYをして和室の襖にホワイトボードシートを貼っており、そこにお絵描きが出来るのですが、学校ごっこをしながらいつでもお勉強モードにできます。
オススメです。
計算問題もホワイトボードに書いて一緒に考えました。下の子は計算が得意なのも、上の子にとっては嫌な事の一つ。一度嫌いと思った事は、しばらく嫌いなままでしょうが、また次に帰ったときに宿題を見てあげようと思います。

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