バルカン半島から中央アジアへの旅行 (その65)
9月13日 (その2)
仕方なく、ジョージア側の国境に戻り、事情を説明して理由書を作ってくれと頼むがパスポートコントロールの責任者らしき職員はそれならばと言って、パスポートを出せと言う
彼は渡したパスポートを持って、入国側で入国印を出国側の窓口で、出国委員をパスポートにスタンプし、それを自分に返してこれでノープロブレムだと言う
一旦入国を認め、出国して送り出したのだからアルメニア側は入国拒否の理由書を要求する理由がなくなって通常通り受け入れざるをえなくなったと言う理屈だ
???
大丈夫か?
アルメニア側に戻ってパスポートを見せるが、やはりどうしても理由書がないと通さないと言う
片やジョージア側はどうあっても、そんな後々問題などかどうかわからない書類など出したくないようで、自分は二国の国境間を何度も往復する羽目になった
結局、ジョージア側の責任者がアルメニア側のパスポートコントロールの責任者に電話をかけて、今回は何とかアルメニア入国を認めてもらうことができた
なんだかんだで1時間以上時間が潰れてしまったがダメならダメで、さっさと別の国境で再チャレンジだ
100キロほど走って、もう一つ西側の国境に向かう
最近はどこの国でも旅行者の出入国管理をネットを使ってデータリンクさせているが、割と厳格に運用されている国はないような気がする
入国が許可されなかった旅行者情報をリンクさせていたらどの国境に行ってもダメだろうが、さすがにそこまではやっていないと思う、、
車両の持ち込みの問題で入国できなかった事は2回ほどあるが、自分の問題で入国できなかったのはこれが初めてだ
最近バイク旅行に慣れて甘さが出てきているのかもしれない
気を引き締めていこう
楽勝だと思っていたのに、急転直下大問題発生で気持ちを切り替えねば
何せ旅行はトラブルを楽しむものなのだから
出国のためにアルメニアのドラムはほぼ使い切っていたので、入国した日にパンクした廃墟の鉱山があるAlaverdiの町で50$両替
次の国境でもダメだったら、またさらにその先100キロ位にある最後の国境で出国を試みなければならなくなる
とにかく今日中に出国しないと、、それか移動を済ませておかないとまた自動車保険に加入しなくてはならなくなるので先を急ぐ
ロリ地方の高原地帯を走り15時に2個目の国境に到着
この国境は2019年に初めてアルメニアを訪れたときに越えた国境
その時はジョージア側もアルメニア側も道路状況が悪くできればこの国境を通りたくなかったのだが、5年経ってかなり状況はというか、見違えるほど道路状況は良くなっている
しかしこの国境を利用する人はあまりいないようで、出国待ちの旅行者は誰もおらず手続きをする係官の風貌こそいかついものの極めてスムーズに入国手続きが完了
無事ジョージアに入国することができた🎉
国境を後にして1キロほど離れたところにある。保険会社で、ジョージアの自動車保険に加入を済ませ、一路トビリシへ
ふう😮💨
なんだかんだでドタバタしてしまったが、18時無事トビリシに到着
ついでにサムゴリの市場で食料を買い込んで、ついでに夕方の帰宅ラッシュを避けるためにUZU House で3時間ほど休む&そこのスタッフたちと会話を楽しんで22時、定宿のコンフォートプラスに到着
バカンスから帰っていたオーナーであるママさんのインガさんと再会を喜んだ
本日の走行距離88km
、、、だったはずが248km
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