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【発売前】「メタファー:リファンタジオ」公式サイトの攻めたURLから妄想する

「真・女神転生」「ペルソナ」などを開発するゲームメーカー、
アトラスの完全新作。
「メタファー:リファンタジオ」

発売が2週間を切り、体験版が配信されました。
待ってた。楽しみ過ぎrrrルッッ…!!ぬォォォーーー!!!
ということで、プレイしてみて感じたことを記します。

ゲーム性とか世界観は自分好み過ぎて、語りたい気持ちは半端なくありますが…わりと省きます。

rpg.jp

と検索すれば公式サイトに飛びます。

URLからにじみ出る、RPGというジャンルへの何という心意気…!

フィクションという概念に切り込む

この「メタファー」というタイトル。どういうことかはすぐわかります。
ゲーム開始直後、いきなり何者かに

「こちらを覗きみているのは誰かな?」と言われます。

そして
・画面を超えたこちら側の世界を彼が認知していること
・このゲームの世界はそちらから見れば幻想だということ
が示され、

「幻想とは、君の現実に影響を及ぼさないつくりものか?」と問われます。

これ、人によって肯定するか否定するか分かれるポイントですよね…
ゲームとしてのかけひきやキャラクター育成を楽しみたい人、辛い現実から逃げて幻想へ転生したい人、とか。同じゲームでも楽しみ方は違います。

その問いについてとことん向き合い、フィクションのあり方について考え抜いてできた作品なのでしょう。
ああ…概念の根源を深掘りする哲学感、好きすぎる…。

人生RPG

国の次期王を決める"選挙戦"に挑むことになった主人公たちは
自らの不安と向き合ったり、協力者(フォロワー)との絆を深めることで、
先導に立って相手を打ち倒す英雄「アーキタイプ」に変身して戦うようです。

変身シーン。引っ張り出した心臓を「覚醒器」にして演説する。
英雄像「アーキタイプ」

ある場面でそっと差し込まれた、
「英雄の力を極めることで、あらゆる未来を決定できる王になれる」
というセリフが印象深い。

このセリフが、われわれプレイヤーに投げかけられているとしたら。
王を目指すキャラクターたちを通して、プレイヤー自身の人生のマニフェストを見つけさせようとしているのか…?

開発者の掲げる今回のテーマは、「不安と向き合う」ことだそうで。
現実から幻想に逃げてきたプレイヤーの心にアーキタイプを覚醒させる
壮大なメッセージ性を持った物語なのかもしれない…

ちょうど前の記事で書いたように、RPGって人生をよく表していると思います。RPGとは人生ゲーム。

「rpg.jp」というページを作った意気込みを受けて、私の妄想がはかどりました。

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