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受け止める

マンガ『ここは今から倫理です。』を読んでいます。
心が揺さぶられたり考えさせられたりする物語なのですが、その中で特に印象に残った話があります。
ぬいぐるみに恋をしていてぬいぐるみの声が聞こえるという女の子の話を、倫理の高柳先生が真剣に聞いて受け止めるのです。

思わず涙が出ました。
人から受け入れられにくいことを誰かに受け止められた時はとても嬉しいです。

私自身、好きなことが少数派のもので人に言いづらく、必死に隠してきたことがあります。
だけど、本当は隠さずにいたい、人にわかってほしい気持ちがあります。

好きなものを受け止めてほしい、好きなものを人にわかってほしいというのもありますが、1番は、人と違うものが好きな私を受け止めてほしいのだと思います。
少し変な私も認めてほしいのです。

人と違ったり、少数派だったりすると、馬鹿にされたり笑われたり仲間外れにされたり変な目で見られたりすることもあります。
私はそれが怖いです。

凸凹さんの中には変わった趣味があったり没頭しすぎている人もいます。
それを人の目を気にせずにやっている。
私はそれがとても羨ましいです。

私も、人に受け止めてもらいたい。
本当の自分のことを、自分の好きなことを、受け止めてもらいたい。


そして、私も人の好きなことを受け止めたいです。

私の中では何がいいのかよくわからなくても、一緒には楽しめなくても、その人にとってはとても楽しくて大切な何かなのだと受け止めたい。

誰もが誰もの好きなものや信じているものを受け止め合える社会に。

昔に比べて、今はいわゆる「オタク」と呼ばれる人も堂々と表現している時代で、そんな社会になりつつあるのかな。

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