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こだわりが受け入れられると

ドラマ『厨房のありす』で、自閉スペクトラム症の主人公ありすのたくさんのこだわりが出てきました。

私が楽しかったのは、朝の出勤までの歩き方です。

月曜日はジグザグに歩く
火曜日は1.2倍速を目指す(競歩)
水曜日は電柱をタッチして歩く
木曜日は普通に歩く
金曜日は白線の上を歩く
土曜日はタイルに沿って歩く

他にも、曜日ごとに使う食器の色や着る服を決めていたり、調味料の並び順や机の拭き方の順番が決まっていたりします。


食器や調味料の並びなど、一緒に暮らしている人にとっては付き合うのが大変なこだわりもありますが、歩き方に関しては、近所の人も受け入れていて、他の人にそんなに迷惑になるようなこともないのかなと思うと、楽しそうでした♪
こんなこだわりのある人、私は大好きです笑

ただ、こだわりが多いと本人にとっては生きづらさにもなります。
自分で決めたルールに縛られて、苦しくなることもあります。

周りが受け入れず、こだわりを変なものとか正さないといけないものとすると、余計生きづらくなります。
周りにこだわりが受け入れられることで、生きづらさが減ることもあります。

ドラマのように、近所のおじさんが
「今日は金曜日だから白線を歩くんだったな。木曜日は何だったっけ?」
と何でもないことのように受け入れてくれている姿が、とてもあたたかくて、こんなふうに受け入れてもらえると楽になるなぁと思いました。

凸凹さんがのびのび生きられるためには、こだわりなどの特性を受け入れられて、自分を出せる社会で生きることが必要です。

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