凸凹の特性を知ってもらうために
八尾市ファミリーサポートセンターさんから今年度も依頼をいただき、援助会員養成講座で『気になる子どもの行動と関わり』の講師をさせてもらいました。
発達凸凹さんについて知らない方向けに、主な特性やよくある行動と対応方法について簡単にお話しさせてもらっています。
今年で4年目? 5年目?
本当にありがたいことです!
パワーポイントの資料はずっと同じなのですが、話す内容が少しずつブラッシュアップされていて、そろそろ資料も手直ししようかなーと。
成長する機会をもらえてるなぁと思います。
そして、毎回すごく褒めてもらえます(//∇//)
一応原稿はあるのに、注意散漫、思いつきに引っ張られやすい私が飛ばしたり戻ったりその時に思いついたことを話したりするから、話があちこち飛んでわかりにくいんじゃないかなといつも心配していますが、いつも「わかりやすい」と言ってくださりとてもありがたいです。
今回は受講生の方から
「私もそんな特性あると思います。特性って誰でも持ってますよね」
「気になる子だけじゃなくて、どんな子どもにも大切な関わりですよね」
と言ってもらえて嬉しかったです。
発達凸凹というのはあくまでスペクトラム(連続体)なので、誰でも持ちうる性質が、濃いか薄いかです。
診断がなくても特性を持っている子はいて、環境や調子などによっても、強く出たり気にならなかったりします。
環境で特性は変わりますともお話しています。
寛容な社会では特性が気にならなくなるので、特別ではなく、そういうものとして捉えられるようになります。
関わり方も、根本には、凸凹さんに限らず、どんな子に対しても大切にしてほしい関わり方をお伝えしています。
凸凹さんへの支援方法や関わり方はいろいろあると思いますが、私がデイで実施している方法を採用して信頼してくださることが本当にありがたいと思います。
特性や気持ちに寄り添うこと
苦手なことは環境を変えたり工夫をしたりして補うこと
肯定的に伝えること
変えるのはその人自身ではなく行動
など
今回は感染症も落ち着いたからか参加者さんがとても多かったのですが、「これでも人数制限をさせてもらったんです」とのことで、凸凹さんへの関心が高まっていることを実感しました!
ファミサポさんでもグレーの子が増えてきたように思うとのことで、養成講座以外にも、知る機会が作れたらいいですねと話をしていました。
少しでも特性のことを知って、寛容に受け止めてくれる人やちょっとのサポートをしてくれる人が増えてほしいと思います。