施工中の情緒
建てる前は本当に次が次へと色んな問題が起きては去り、起きては去りで随分げっそりしてしまったけど、建ててからは意識が変わった。
あとはもう、この場所に最善の巣をこしらえていただくのみ!と。
それは夫も父も同じ気持ちだった。
前向きな気持ちで家づくりが始まった。
ように見えた…。
人生に一度の大きな買い物で、更に完成形が目に見えないのが注文住宅。
職業柄知識はあるものの、あるからこそ!?
自分の思い描いている間取りが本当にこれでよかったのだろうか。
ここをこうした方がもっと良くなるんじゃないか、担当さんに連絡して変更してもらいたい…。
変更してもらえた!ラッキー!
ここはやっぱりこうすれば良かったのかなぁ?
あー始めから気づいていれば良かったよーーー。
など。鬱病無職夫どうこうではなく、注文住宅ならではの施主の葛藤を全身で体感。
施工が進むたびに一喜一憂。想いが叶う嬉しさと、後戻りできない後悔と、それらの落差が大きすぎる。
欲と言ったら醜いけれど、せっかくなら良くしたい少しでも快適にしたいと思う気持ちは当然で尊重するべきだ。
仕事復帰するにあたり、このジェットコースターの様な情緒を少しでも緩やかに導いていけるような動きをしていかなきゃいけないんだろうなぁと体感した。
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