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#33  南仏

こんにちは
恋人から送られた写真に思わず
「行けば良かった、仕事で無理だったけど」と思ってしまいました
そのくらい良い写真だなぁと思えるものを見せてもらえただけでも感謝です
キレイな山だなぁ


離婚決定


ある日の
なんでもない日常の中で
突然伴侶が涙を流し

「こんなはずじゃなかった、日本に居たかった、もっとやりたいことがあったのに戻ってきてしまった」

と言い放った

渡仏に至るまで徹底的に話をして
本当にいいのかと何度も確認したけれど
環境の変化で気持ちが変わってしまった様子で
自分が言葉の壁でいい職につけなかったことももちろんあるけれど
伴侶の親からの就職に対する縛りというか否定批判も多く
フランスでは飲食店はブラックなところが多いのでわかるんですけども

とまぁなんともうまく行かない環境でこうなることは身から出た錆ですし
再構築を話したりしましたが
全く取り合うこともなくポイ捨て確定

ま!他に男と電話してたり遊びに行ってたのは知ってましたけどね笑
フランス語わからないなりに頑張ってたんで目の前でそういう話をしたら流石にバレますって、フランス語でも
なんにせよ自分の甲斐性が無いのが問題だったと思います
結婚しててビザを貰えただけでも今は元伴侶に感謝しています

ともかく
ポイ捨て確定の職探しで
南仏のとあるところで住居斡旋可能の求人に応募したところさらっと決まり
ポイ捨て確定から半月足らずでさよなら
その後弁護士同伴の離婚書類記入
離婚確定の手続きのために会うんですがそれはまた別の時に


切替


気持ちを切り替えるまでに時間はかかりました
一時は「生きていけない」などと悲観になり、人生の幕を閉じることも深く考えました

「それでも生きている」

という気持ちになんかなって
新しい生活を開始したのは南仏で

誰も知らない
職場の人間も初対面で
知らない土地
そして1人

まず、街を歩き
小さい街なのですぐ終わる笑
職場にもやや問題ありで
話していた条件と違う条件にされ
逃げる事もできないので「まぁ仕方ないか」と前向きになるも
仕事を終え、帰宅して食事をしても
1人なので何をしていいのかわからず
とりあえず日本昔ばなしを毎晩見て寝落ちするという訳がわからない行動をしてました


揉め事


その職場は日仏カップルが経営者でしたが、ポイはそれなりに飲食店の経験があったのでアドバイスをしながら調理をしている立場でした

飲食店経験がない人達だったので
お客の要望があれば気軽にメニューを増やし、管理しきれない設備で無理を増やしていく状況です
そのうち、ポイも家族のように数えられ無茶振りをされては断るということが増えていき雰囲気は悪くなりましたね

ヒステリックに話すのはきっついっすよ

売上はかなり良かったですが
やってる事が無茶苦茶になってたので次の職場を見つけて辞める旨を伝えたところヒステリックボンバーだったので
きっとなんか精神的におかしかったんでしょうね

最後の仕事の日を終え
数日後に働いた分の給料を受け取りに行くと、滞在費、住宅斡旋料、なんかよくわからない費、等など天引きしまくりで
500€ほどしか貰えませんでしたね

こーゆーことになるからブラック企業って怖いというか
給料手渡しとかやるとこでは働かないほうがいいですよーってなるんですよー

きっとこのパターンは最悪の部類でしょうが渡仏する方は気をつけてくださいね






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