
社内販売に思うこと
過去に勤めていた会社は、時計宝飾品を取り扱っており従業員でも社内販売で少し安く買う事が出来る。社内販売=社販と呼んでいた。
売り場に立つ社員の人達は、社販の時計やジュエリーをつけている事が多かった。ビシッとしたスーツに時計やジュエリーをつけている社員の方は格好良くキラキラしている様に見えた。
やはり、商品を傍で見ていると欲しくなってしまうものなのだろう。格好良い時計やキラキラしたジュエリーを見ていると気分が上がる。
販売をしているだけあって商品が好きと言う人が少なくない。
私は販売職ではなかったし、値段が張るものばかりなので社内販売で購入したことは無い。10万、100万単位なんてざらにある商品を誰が買うのか。手に入れた時は嬉しいだろうが、多分3日過ぎたら感動が無くなると思う。「思い切って買ったけど、必需品じゃないしお金かかったし何で買っちゃったんだろう?」とか思うに違いない。ショッピングローンを組んで買う人が多く、後に続く支払いは大変そうだ。
時計宝飾品は、私にとって人生で絶対必要な物では無い。
その前の会社で不本意な自爆営業を強いられた結果、「自分が要らない物にはびた一文払わねぇ」と決めた事も影響している。※他人が宝飾品を買ったり、社販で買うのは否定していません。
私が買った事があるのは、お高い雑貨を扱う店舗でハンドクリームのみだ。社内表彰で手に入れた、店舗の商品が購入出来る1,000円ほどのチケットで購入した。我ながらケチだ。自分のお金を出していないのだから。自分の要らない物にはお金を使わないスタンスは気に入っている。
会社で取り扱う商品にもよるかもしれない。もし、勤務先が書店ならば沢山本を買っているだろうに。本の方が宝飾品よりもわくわくするし、沢山買える。
社販で安くなるにしても、必要の無い物は買わないに限る。