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手当・残業代はアテにならない。

4月は定期昇給がある。昇格する人、役職から外れる人、子どもが就職して家族手当が無くなる人…etc.色々なパターンがある。

私は会社で給与計算しているから、見えてしまう。家族を扶養しているとか、役職についていると言った手当は、その属性が無くなった途端に無くなる。当たり前の事だけど、改めて感じてしまった。

給料は勤続年数を重ねるにつれ上がっていくのが当たり前に感じてしまうが、逆のパターンもあり得る。
また、ある程度の年齢まで達すると基本給が増えない・もしくは低くなることもある。役職定年で手当が無くなったりする。

残業代やボーナスの計算は基本給(基礎賃金)をもとにするので、下がってしまうと痛い。

給料が上がるとアテにした生活は難しいのでは?と感じる。
残業代で給与を稼ぐ人もいると思うが、仕事量が減少した場合、「残業するな」と言われれば給料は減ってしまうだろう。

給料が上がることをアテにて生活水準を上げてしまうのは危険だと感じる。
給料どころか会社がいつまであるのかさえもアテに出来ない。未来など誰にも分からない。

不安ばかりになってしまうが、身の丈にあった生活をする・これ以上生活水準を上げない(給料が下がってもいい様に)・仕事はある程度のクオリティを保つ(抱え込み過ぎない程度)…を意識している。今のうちに貯金もしている。

盛者必衰、諸行無常…平家物語の前文を思い出してしまった。

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