年間休日少なくても、有給取ればいいのでは?は多分難しい。
1つの会社に長く(6年6ヶ月以上)勤め続ければ、有給休暇が最大20日付与される。
「年間休日が少ない会社でも、有給休暇を取れば実質的に休みが増えるからいいのでは?」と、以前は思っていた。
だが、そう上手く行かない事を身を持って知った。
私は年間休日96日の会社に勤めた事がある。
他の社員の有給取得状況を見ると、有給が取りづらい・誰もあまり取得していない事が分かった。
年間休日が少ないと言う事は、それだけ働かないと利益が出ないだろう。従業員数100名以下の中小企業だった元弊社は、人員をギリギリの人数でまわしていた。
小売業なので、業種柄休みが少ない傾向にある。
有給を取りづらい空気の中、私一人だけ取得するのは難しい。取れたとしても、当日体調不良のみだった。
誰もが「休みたい」と思っても言えない雰囲気。諦めの表情。
有給を取ったら取ったで、次の出社には仕事が溜まるだろうし、休み中に出勤している同僚にしわ寄せが行く。
…私も諦めの境地だった。
休みの少ない会社に行ったら、有給なんて自由に取れない(私が知らないだけで、バンバン有給取れる会社ってあるんでしょうか?)
仮に有給を目一杯取れたとしても、
元弊社→年間休日96日+有給休暇20日=116日
休みの多い会社→年間休日120日+有給休暇20日=140日
1ヶ月近くの差がある…。
出た感想、
「他人より多い日数働くのアホらしいわ」だ。
そして辞めた。
働きたくないならば、年間休日が少ない傾向の業種はオススメしない。多分、取りにくい会社の方が多いのでは。
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