ポイズン雷花の哲学その二

「[話しは気になる壱フレーズ聞いて、聞いたつもりになる物では無い。
 最初から最後まできちんと聞く物です。]」
「[文書は格好良い一節読んで、読んだつもりになる物では無い。
 最初から最後まできちんと読む物です。]」

妾の問いに答えよう。
汝、何故一人歩きと云う物が発生するか知っておるか?
答えは決して難しくない、むしろ、いたって簡単。聞かない、読まない、そのつもりになるだけ。
要するに理解してないがその自覚が無く、誤った認識、情報を拡散するからだ。「つもり」と云う物はそれだけ恐ろしい物だ。
時と場合によって、付く名前が違って来る、「早とちり」、「フェイク」、「誤解」、「ボケ」、等。
頭に染み込み易いとこだけ聞いて、読んで、全体を聞いた、読んだ錯覚に己を落し入れるのが如何なる災いをもたらすのか良く考える事。

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