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句動詞メモをnoteに200本書いてみて
こんにちは、ぽわろんです。
2022年、急に思い立ってnoteを英語学習用ノートとして使ってみることにしました。紙に書くメモと一緒の意味ですが、敢えて公開することで誰かと一緒に勉強してる感じを味わえるかなと軽い気持ちで書き始めました。
ひとまず英語のレッスンで習った句動詞をメモし始めて、なんとここまで200本。よく書いたねぇ。果たして肝心の句動詞、全部覚えられたのかね…?と言うと、まだまだです!私の記憶力よ…
しかし、復習しないと完全に消えてしまう記憶、少しでも印象に残すことはできましたし、すっかり自分のものにできたものもあります。やったね!
一番の喜びは、なんと言っても素敵なイラストです!最初はね、画像なしでやるつもりだったんです。面倒くさがりなもんで。
それが、メモを書いてアップするたびにお友達のたかしさんがイラストを描いてくれるなんて、そして最後まで併走してくださるんて、思ってもみませんでした。なんという優しさ…
(たかしさんはこちら↓で会えますね)
三日坊主の私ですので、この優しい併走がなければとっくにサボってしまっていたでしょう。ほとんどイラスト見たさに書き続けていたと言っても過言ではありません。モチベーションをありがとう…
たまにTwitterでイラストに登場してくださる方を募るイベントを開催してくれたりして、コラボ作品の楽しく可愛かったこと…!
ほんの一部ですが、Twitterのお仲間が登場してくださった回を貼っておきます。
はわー、可愛いですね。楽しかったです。
でも、一番登場回数の多かったのは、私とたかしさん自身だったかな。ふふ
Special thanksです!!
自分用のメモにも関わらず、ここまでお読み頂いたり、コメント頂いたりした方、ありがとうございました。
そんなの間違ってるよ!というお声もあるかと思ったのですが、意外とご指摘はなかったですね。優しいですね。
さらなる定着のため、今まで書きためたメモは適宜取り出して復習していきたいと思います!
そしてnoteは、また次の英語学習メモをちょこちょこと書いていこうかとも思っていますので、良かったら覗きにきてください。
さて、ここからは「結局、句動詞ってなんだね」という方のための補足メモです。小難しいことは嫌だい、という方は読み飛ばしてください笑
ずっと英検1級に向けてレッスンをしてくださっていたイギリスの先生から、英検が終わった後、「次やるなら句動詞がおすすめだよ。ネイティブスピーカーは日常的に句動詞をよく使うからね」と言われたとき、私も「はて、句動詞とは何でしょうね」という感じだったのですが、ここまで習ってきて段々わかってきました。
句動詞について、改めてまとめてみます。
句動詞というのは、動詞に1つまたは2つの「部品」がくっついて、ひとまとまりで一つの動詞の働きをするものです。
わかりやすく「部品」という言葉を使いましたが、具体的には
・動詞+副詞
・動詞+前置詞
・動詞+副詞+前置詞
の形をしています。
例えば
look は「見える」という動詞ですが、
look for と、for(前置詞)を付けることで「~を探す」という動詞の意味になりますし、
look forward to と、 forward(副詞)+to(前置詞)がついて、3つセットで「~を楽しみにする」という動詞の意味になります。
このような、look for やlook forward to を「句動詞」と言います。
わざわざ句動詞にしなくても、同じ意味の動詞があるよね?と思う事があります。そうなんです。
例えば、look for の代わりに、seek や search を使えるかもしれません。1語の方が省エネなのに、と思うかもしれませんが、実際は句動詞を好んで使う場面も多いということですね。
日本語でも同じです。例えば、「探す」と「捜索する」、「使う」と「使用する」、「起こる」と「発生する」など、似た意味を表すけど一方はよりカジュアルで日常的、もう一方はフォーマルで書き言葉など、使う場面が違う言葉があるのは我々日本語ネイティブは感覚的にわかるものです。
句動詞は日常会話でよりカジュアルに使うものが多い印象ですが、歌詞や映画のタイトル、新聞記事の見出し、申請書などカジュアルな場からビジネスシーンまで様々な場面で使われています。意識してみるようになって、改めて気がつきました。
最近気がついた例で言うと、英語の児童書を読んでいて、やけに句動詞を見かけるなと思ったのです。考えてみれば、子どもが読む児童書では難解な1語の動詞を使う代わりに、簡単な動詞+部品から成る句動詞を使うのは自然なことですよね。私もようやく子どもさんが習う英語にたどり着いた感じでしょうか。英語学習、奥深いです…。
さて、次に句動詞の文法について。私も最初は曖昧でしたが、今になってようやく説明らしい説明ができそうです。(間違っていたら言ってくださいね…!)
句動詞は、普通の動詞と同じように自動詞(目的語をとらない)と他動詞(目的語をとる)があります。
例えば、こちらのpull togetherは「~を」の部分がつかないので、自動詞として使われています。We must pull together. みたいに。
一方で、こちらのtone sth downは sth (something)「~を」の部分が目的語になりますので、他動詞ですね。
この記事の中で紹介しているように、
①"Tone it down!"
②"Tone down your language!"
目的語の位置が
①tone と downの間
②tone downの後ろ
と、2箇所でとれるものが多いです。
この場合、ルールとしては
・代名詞(it/me/himなど)だったら必ず①toneとdownの間に入れる
・代名詞以外は①②どちらの位置でもOK。ただし、長くなる場合は間に挟まず②のように後ろにつけるという感覚です。
目的語が短ければ挟んであげて、長ければ句動詞のかたまりが離れすぎないように、目的語を後ろに置いてあげる感じですね。
ただし、他動詞が全部この①②の位置に目的語をつけるかというと、そうではなく、②の位置にしかつけられないものもあります。
例えば、こちらのfall for sb (somebody) はfall sb forという形にはなりません。fall for himとは言いますが、fall him for とは言いません。
次に、3つでかたまりになっている句動詞です。
例えば、こちらのwalk off with sth (something) 、目的語のつく位置は必ず最後です。間に挟まることはありません。
さて、ここまでの規則を見てみると、勘のいい方は辞書で調べなくても句動詞によって目的語のつく位置を見極められるかもしれません。(私は今さら気づいたものです。勘が悪いです)
句動詞の形を思い出してみてください。
・動詞+副詞
・動詞+前置詞
・動詞+副詞+前置詞
そう、動詞の後にくるのは副詞か前置詞です。
副詞というのは、文の中でも位置が動かせたりしますよね。
しかし、前置詞は必ず名詞の前という決まりがあります。
なので、句動詞の形が動詞+副詞であれば、①動詞<目的語>副詞でも②動詞+副詞<目的語>でもいいです。
動詞+(副詞)+前置詞であれば、動詞+(副詞)+前置詞<目的語>の形のみです。
謎は全て解けた!と思いきや、じゃあどれが副詞でどれが前置詞よって話ですね。
withとかforとかintoとかは前置詞よね、と思いますが、off やupやdownやonやoverは副詞かな~?という感じ(前置詞の用法もあるからね)
これでなんとなくの見分けはつくといいな、と思います!
句動詞に対する謎がほわっと解けて苦手意識が少しでも減ったのが、今年の成果でした。まだまだ会話などで自在に使えていないので、今後はこれを積極的に使っていけたらと思っています。