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寝る前のコーヒー、どれくらい前に控えるべき?カフェインと快眠の関係
「寝る前のコーヒーはダメ!」ってよく聞きますが、実際どのくらい前に飲まない方がいいのか、知っていますか?実はコーヒーに含まれるカフェインが、私たちの体内でどんな働きをして、どうやって睡眠に影響を与えるのかには、いくつか科学的なポイントがあります。今日は、その理由と理想的なタイミングについて解説します!
まず、カフェインの仕組みを理解しよう!
カフェインは、私たちの脳と神経を刺激してくれる成分で、集中力を高めたり、眠気を抑える効果があるのはご存じの通り。カフェインはアデノシンという眠気を感じさせる物質の働きを一時的に抑えることで、私たちをシャキッとさせてくれるんです。
でも、カフェインが体内に残る時間って、実は思ったよりも長いんです!摂取してから血中で半分になるのに約5〜7時間かかるため、夕方の遅い時間や寝る前にコーヒーを飲むと、夜にカフェインの影響が残ってしまうことがあります。
じゃあ、寝る何時間前までに飲めばいいの?
カフェインの影響を避けるには、一般的に寝る6時間前までにカフェインを摂るのを控えるといいとされています。例えば、22時に寝るなら16時までにコーヒーを飲むようにすると、影響が少なくなります。これは一例ですが、体質やカフェイン耐性によっても多少変わります。カフェインの影響を強く感じる人は、さらに早い時間に控えるとより安心です!
「毎日コーヒーを飲んでるけど眠れるよ」という人もいる?
実際、「夜にコーヒーを飲んでも平気」という人もいますね。これはカフェイン耐性の個人差が大きいからです。長期間カフェインを摂取していると、身体が慣れて影響を受けにくくなることもあります。特に毎日コーヒーを摂取している人は、カフェインに慣れているため、寝つきが悪くならないこともあります。ですが、耐性があっても深い眠りが少し浅くなることがあるため、質の良い睡眠を目指す場合は、やはり寝る前のカフェインは控える方がベストです。
カフェインの影響を少なくする工夫
1. デカフェコーヒーにシフトする
夜にコーヒーを楽しみたいけど寝つきが気になる場合、カフェインレスのデカフェに切り替えてみるのもおすすめです。デカフェはカフェインが少ないため、心配なく夜もコーヒーを楽しめます。
2. お茶の種類を変える
お茶もカフェインを含むため、夜はカモミールティーやハーブティーに変えると、リラックス効果もあって一石二鳥です。
3. 時間をずらす
どうしても夕方以降にカフェインが必要な時は、1杯分を半分にするなど量を減らすと、体内での影響も少し和らげられます。
カフェインの効果を逆手に取る!?
面白いことに、カフェインは朝の集中力を上げたいときに非常に効果的です。朝のタイミングで摂取することで、日中の活動をさらに活発にすることができます。また、運動前にカフェインを摂ると、持久力が向上するという研究結果もあります。つまり、朝や日中にしっかりカフェインの効果を活かし、夜は控えることで、メリハリある生活ができるというわけです。
カフェインをコントロールして快適な生活を
カフェインの影響には個人差があり、一概に「こうすべき!」とは言えませんが、質の良い睡眠を確保するためには、寝る6時間前にはカフェインを控えることが推奨されます。夜のリラックスタイムにはデカフェやハーブティーなどを楽しんで、上手にカフェインと付き合っていきましょう!
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