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MCTオイルとココナッツオイルの便秘への効果とは?

こんにちは、さつきです!
MCTオイルやココナッツオイルは健康に良いと注目されていますが、「便秘にも効くの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。今回は、これらのオイルが便秘にどのような効果をもたらすのか、科学的な視点から掘り下げてみます!

MCTオイルとは?

MCT(Medium Chain Triglycerides)は中鎖脂肪酸のことで、ココナッツオイルやパーム核油に多く含まれます。消化吸収が速く、エネルギーになりやすいのが特徴です。

MCTオイルの便秘改善効果
1. 腸の蠕動運動を刺激する
MCTオイルは腸に到達すると短時間で分解され、エネルギーとして利用されます。この過程で腸が刺激され、蠕動運動が活発になることで便意を促す効果があります。
2. 脂質が潤滑剤の役割を果たす
MCTオイルの脂肪分が腸内で潤滑剤のように働き、硬くなった便の排出をサポートします。
3. 腸内細菌のバランス改善
MCTオイルには腸内環境を整える作用があり、善玉菌の活動を助けることで便秘の根本的な改善に役立つとされています(【参考】Journal of Nutritional Biochemistry, 2016)。

使い方
・1日1〜2回、小さじ1〜2杯を食事や飲み物に加えて摂取する。
・コーヒーやスムージーに混ぜると手軽に取り入れられます。

ココナッツオイルとは?

ココナッツオイルはココナッツ果肉から抽出された油で、中鎖脂肪酸(主にラウリン酸)を豊富に含んでいます。MCTオイルはこのココナッツオイルを加工して作られたものですが、ココナッツオイル自体も便秘解消に効果が期待できます。

ココナッツオイルの便秘改善効果
1. 腸内での潤滑作用
ココナッツオイルもMCTオイルと同様、便を柔らかくする働きがあります。
2. 抗炎症作用
ラウリン酸には抗炎症作用があり、腸内の炎症を抑えることで腸の機能を整えます(【参考】Frontiers in Immunology, 2018)。
3. エネルギー代謝の促進
ココナッツオイルは消化が速く、腸を刺激することで便通を改善する可能性があります。

使い方
・料理に使う(炒め物、スープなど)。
・ヨーグルトや温かい飲み物に混ぜて摂取する。

MCTオイルとココナッツオイルの違い

MCTオイルはココナッツオイルを加工して中鎖脂肪酸を抽出したもののため、純粋なMCTが多く含まれています。その分、吸収が速く、効果が出やすい傾向があります。一方、ココナッツオイルはラウリン酸などの成分を含むため、抗菌作用や抗炎症作用が期待できます。

便秘改善のための注意点
1. 初めて使う場合は少量(小さじ1杯程度)から始めて、腸の様子を見ながら量を調節しましょう。
2. 過剰摂取すると下痢や腹痛の原因になることがあります。
3. 摂取する際は、全体の食事バランスを考えることも重要です。食物繊維や水分をしっかり摂りましょう。

まとめ:MCTオイル&ココナッツオイルで腸を元気に!

便秘にお悩みの方には、MCTオイルやココナッツオイルが心強い味方になります。手軽に取り入れられるので、ぜひ日々の生活に取り入れてみてください!

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さつき/言語聴覚士(リハビリ)
これからも有益な情報の発信に努めてまいります。ふつつかですがよろしくお願い申し上げます!