風に吹かれて。ボブディランの歌のような言葉を紡いで。
2021.01.24
双極性障害 鬱明け71日目。
双極性障害、もしくは躁鬱病に関して興味のある方、すこしでも知ってもいいよって方は、この神田橋先生の「カンダバシ語録」をぜひご覧になっていただけますか。
ここに書いてある症状のいずれかにぼくは該当します。
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カンダバシ語録
http://hatakoshi-mhc.jp/kandabasi_goroku.pdf
26ページありますが、最初の3ページだけでもいいので読んでもらえるとありがたいです
おかげさまで、双極性障害と全面に打ち出しながらも、企業さんともお仕事させていて、しかもそのいずれの企業さんも「星野さんの調子の良い時だけでいいですよ」って言ってくださるんです。
ほんとうにありがたいです。
2018年の6月に双極性障害と診断を受けて2年半。躁鬱の波、これで7回終わって、現在寛解機ですが、おそらく重度の躁状態でしょう。
簡単な話「不安感」ってものが一切欠如するのが躁状態の典型的な症状です。だから、お店をはじめるとか、起業するとか、知らない人とすぐに仲良くなるとかできちゃうんです。
わかりやすく言うと、ある程度のお酒を飲むとほわぁーんとして饒舌になりますよね?
そうです、あれです、あの感じ。
それが常時続くのです。
それでここからはぼくからのお願いです。
ぼくのこの症状を理解して、それでも一緒にいてくださるあなたには感謝しかありません。
ただ、ちょっと巻き込まれたら厄介だなと思う方は、どうか距離をとっていただいて結構です。
また、突如ぼくから仕事の依頼なんかも行くかもしれません。
なにかおかしいなと思ったら、やんわりと「いまはスケジュール🗓パツパツで...」とか言っていただいて、お断りしていただけると嬉しいです。
おそらく150日くらいしか継続しないので、あと80日。
おそらくこのメモも150日より先には続かないでしょう。
あれ?なんでそんな悲観的なのかなって?
そうやって、もう7回も自分に裏切られたんです。
ぼくは、ぼくに期待しません。
だから、まわりにいる方にも期待しません。
いまのままで十分です。
そのままのあなたが好きです。
星野リゾートの星野佳路社長をすごく尊敬しているのですが、彼が人材育成に関して「伸び代を考慮せず、現在のできることを洗い出して、適材適所に配置すると会社も社員もストレスがない」と言っていて、なるほどその通りだなと思いました。
ぼくたちは「成長」を加味しがちです。
でも、そんな不確かな未来には期待しないようにしています。
今日、この瞬間の積み上げだけが、未来への成長のタネです。
ぼくなら、この文章を書いていること自体が成長のタネです。
毎日、iPhoneのメモにこうやって記事が積み上がっていきます。
それが「双極性障害との付き合い方」って本にできそうです。
100人いたら100通りの症状です。
でもね、おそらくみんなおんなじことを悩んでいるんです。
それは
「ひとにどう見られているか」
これだけです。
鬱のときはこれに支配されます。
躁状態のときに「ぼくは人からどう見られているか気にしない」と連呼するのは、まさに鬱のときの自分を否定するためなんです。
でもね、それももう学びました。
そんな安いプライドなんて、何の役にも立たないゴミクズだなって。
だから、ぼくの失敗はしかるべき場所でどんどん公開します。
Facebookは記事をしっかり読んでいただけるので、長文をそのまま記載します。
主にnote.muに記事を積み上げています。
また、ツィッターには日々の心情を赤裸々に発信して、インスタグラムでは、毎日新商品を発売するを実行中です。
あっちへフラフラ。
こっちへフラフラ。
米農家。
コーヒーショップ店主。
コーヒー焙煎士。
専門学校講師。
共有焙煎所の運営。
格安SIMコンサル。
新規開業コンサル。
レンタカー事業。
金融事業(これから)
なーーーんでもやるんです。
何屋とかないんです。
2018年からいろんなことにチャレンジして、たくさん失敗しました。
お金もある程度使いました。
でもね、こうやって言葉にして残しておくと、2021年のぼくにはできなくても、2022年とか2023年のぼくがやってくれるんです。
2018年のぼくには到底できなかったことを、2021年のぼくがやっています。
期待ではなく、ただの事実です。
こうやって生きていきます。
前だけ向いて、恥は捨てて。
この文章の素養はなにから来てるのかなぁ..
と思ったら、中学生から20歳ぐらいまでドップリはまっていた「snoozer」という音楽雑誌のおかげです。
タナソウさん、ありがとうございます。
あなたの文章が大好きで、おそらくあの頃のあなたの年齢くらいになったぼくは、あなたのようなエモーショナルで、適度にニヒルで、シニカルなんだけど、あったかい文章がかけるようになりました。
まるでボブディランの歌のように。
ありがとう。
感謝して、今日も生きよう。
行ってきます。
あなたも今日も好い日をお過ごしくださいね。
星野ゲンキでした。
では、また。
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