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嘔吐恐怖と強迫性障害

今夜もこんばんは。 

※今日は嘔吐恐怖と強迫性障害について書いている。苦手な人はスルーして欲しい。その点については自己責任でお願いしたい。


【自己紹介】
精神疾患を自身も患い治療しながら、精神保健福祉士の資格取得を目標に通信大学生をしている、27歳です。
現在3年生で、普段は就労継続B型で非常勤トレーナーをしながら、モデルをしながら、大学生をしております。
このnoteでは、精神保健福祉士になるまでの軌跡を残しておこうと思います。
精神障害者当事者が精神保健福祉士になるまでの日常を、純粋な感情や苦悩、楽しさなどいろんなベクトルから記していこうと思います。

どんな体調の時にどんな文を記したか残したいので、毎度今日の体調を残させていただきます。

ということで。

不整脈!不安!怖い


緊急でnoteを書いています。
YouTuber風に言うと。

でも本当に緊急で書いています…
緊急でnoteを書くことがあるか?と思うけれど、あるらしい。
まさに今、嘔吐恐怖ゆえのパニック発作ぎみだから。
上記の画像の通り、怖い、不安、怖い、不安

落ち着かせるために、ここに文にして一旦頭の中をクリアにしようと思う。 



嘔吐恐怖症

聞いたことがある方はいるだろうか?
恐怖症には、高所恐怖症、先端恐怖症、いろいろな恐怖症があるらしい。

その中で、私は極度の嘔吐恐怖症である。

吐くのも、それを介抱するのも、見るのも音を聞くのも、落ちているものを見るのも全て基本的に怖い。

どのくらい怖いかと言うと

恐怖感が強い時は、こうして嘔吐恐怖と文字に起こしていることも嫌悪感を感じる。
通常でも、
・吐くのが怖いから満腹まで食べないし生ものも避けがち。
・吐いた日に食べていたものは覚えていて、美味しいと思うけれど避けがち。
・深夜の電車が怖い。
・咳き込む人が怖い。
・夜の街並みが怖い。
・飲み会が怖い。居酒屋なんてもってのほか。
・酔っている家族が怖い。


今の季節、私にとってはバイオハザード状態である。


外に出ればノロウイルスがどこにいるかわからない。
だから外のトイレはあまり使いたくないし、咳き込む人のそばにはいたくない。
消毒は神様。ありがとう塩素消毒。

そして
・「吐瀉物(と文字を打つのも嫌だけど)」を表す「ゲロ」の「ロ」から数字の6を連想し
・「吐く」の「は」から数字の8を連想し
・「嘔吐」の「と」から数字の10を連想する

そして、結果私はその数字を避ける

どのくらい避けるかと言うと
普通に何かを選ぶ時その個数を選ぶことは避けたいし、歩数も、手を洗った後ぱっぱと水気を切る回数でさえ数えて避けがちである。
基本的に私はどんな行為もいつの間にか回数を数えていて、そして、避ける。


どうだ、私の嘔吐恐怖の徹底ぶりは。



まいっただろう。
そうだ、私もまいっている。



そして、メンタルヘルスに詳しい方や精神科領域に詳しい方はもしかして薄々気づいているかもしれないが…


私は強迫性障害を患っている


聞いたことがある方はまだ少ないだろうか、意外と知られているのだろうか。

強迫性障害とは…

『強い「不安」や「こだわり」によって日常生活に支障が出る病気』である
(引用: https://kokoro.ncnp.go.jp/disease.php?@uid=MiyHEH6ZUZDxDeYX)

私の言葉で私の症状に特化してまとめると

【嘔吐恐怖ゆえ、強い感染予防の意識から】
○手洗い・うがいがやめられない

・やめても「やったっけ…」とまた手を洗う。今度こそやった!と決意しても「まだたりないかも…」とまた洗う。そして洗面台からなかなか離れられない
・やめたくて、でもやめられなくて、夫や家族に「うがいしたよね?」「手を洗ったよね?」と確認する
・家族へ確認すらも何度もしてしまう

○汚いものが怖い

・ひどいときにはトイレの後服を洗濯する
外出先でトイレで「服が汚れたかも…」と思い、わざわざ帰宅して出直す
・飼っているインコのフンがついた服をアルコールで消毒したあとでも、その服で家事(特に洗濯干し)をするのが怖い
なお、インコのフンは1センチにも満たないとても小さなものがほとんど
・これは「汚い」に当たるかどうか、家族等に確認する

【嘔吐恐怖ゆえ、関連数字への恐怖から】
○上記で述べた6、8、10を避ける

・手洗い中例えば6回目で自分の納得できる手洗い(今考えると納得できる手洗いとは…?)ができたとて、6はだめだからもう一度する
・歩数も避ける。大股でいくか、その場でちょこっともう一歩。
・字の画数がそれに当たる時はわざわざ一画分なぞるか消すか、書き直す
……
と書いたが、数字に関してはいつも自然といろんなことを数えていて避けがちなので、もはや息をするようなものであり、逆に思い付かない。

【何原因かわからないが確認行動が多い】
○火を消したか
○鍵を閉めたか
○ストーブのコンセントは抜いたか
○インコは元気か、カゴの中の温度は正常か
を日常的に
プラスで例えば…
○誰かにものを送る際異物を入れてしまっていないか何度も開け閉めする
とか…


まじで、ほんとーーーーーうに私でも
「「「「「馬鹿げている!!!!!」」」」」
と、思いながら強迫行動をしている



辛すぎて、泣きながら手を洗ったことがあり
もう異常だと言うことを家族に知って欲しくて、止めて欲しくて
わんわん泣きながら、長袖がびちゃびちゃになるまで洗っていたこともある。

小学生の頃には字の画数にこだわりすぎて酷い肩こりになり
ノートはボロボロに、筆跡は濃く残り、鉛筆は先端が粉々になり
先生に「もう、やめよう…」と保健室に連れて行ってもらったこともある



嘔吐恐怖にトピックを戻すと…

嘔吐恐怖の発症が、小学2年生の冬、ちょうど今時期に胃腸炎になったことがきっかけだから
それから強迫性障害も嘔吐恐怖も、症状の強弱あれど今日まで続いている


嘔吐恐怖のきっかけになった胃腸炎の日のことは鮮明に覚えている。
何を食べたか、どこに座っていたか、天気、空の色、その日行ったこと、家の雰囲気、お母さんが言ったこと、誰が家にいたか…
まるで昨日、とまではいかないけれど、鮮明に覚えている。


何度記憶喪失になりたいと思ったか。
恐怖さえなければ、私は…

居酒屋で怯えず飲み会に参加できる
看護師にだって、保育士にだってなれる選択肢がある
つわりが怖いこともない
誰が苦しい時介抱できる
いつでも寿司を食べられる
いつでもその時に食べたいものを食べられる
いつでもその時食べたい分を食べられる

私はとても自由になれる

あーーーーーー
嘔吐恐怖さえなければ…




今現在は、暴露療法等を通して少し恐怖感は和らいだ。
文字をこうして打つことも、書くことも、歩数が6でも戻ることはしなくても安心していられる。


今は、もし自分が吐きそうな時
「死ぬか吐くか選べ!」
と言われたら、迷った末吐くことを選ぶと思う。

でも昔は、死ぬことより吐くことの方が怖かった
吐くなら死んだ方がマシだと思っていた時期があった
実際死を目の前にされたら多分死の選択はできないだろうけれど…

それくらい、とにかく、恐怖なのだ




このnoteを書く前に、実は精神安定剤を飲んだ。そしてこれを書いている。
緊急で書き始めたnoteだから、文もまとまっていないし、結局何を伝えたいのかもわからない。
だけど、とりあえず恐怖的なパニックは治った。
あーよかった安心した。
平常心でいられることの幸せを噛み締める。

このnoteはパニックを治めるために書いた駄文だ。
だから後日、ちゃんとそれぞれの症状と治療について書こうと思う…
とまで書いたけれど、また嘔吐恐怖って何回も書くのやだな…

ここまで嘔吐恐怖の内容書いたらある程度理解してもらえるのではないだろうか!!!

という自己満足で今日は許して欲しい。




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