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六根清浄太祓(卜部神道)
ほっこりnoterはる之助です🍀🌈
神社参拝をしているとこの言葉に巡り合うと思いますが、
六根清浄
六根清浄太祓とは、目、耳、鼻、舌、身、意の六根の不浄(けがれ)を祓い清め、その六根を清浄にして、自己身中にある五臓神や天地の萬神に通じて、神への祈願を成就させるための祓と祈願のふたつの効験がある、非常に霊験あらたかな祓詞。
そのはじめのくだりは、
天照大皇御神の宣はく。(あまてらすすめのおほみかみののたまはく)
人は即ち天下の神物なり。(ひとはすなはちあめのしたのかみなり)
須べからく静め謐まることを掌る心は即ち神明との本主たり、(すべからくしづめしづまることをつかさどるこころはすなはちかみとかみとのもとたり)
意味は、
天照皇大御神さまがおっしゃられるには、霊止(ひと)には私(天照皇大御神)の霊魂を分け与えているのだから、人間(ひと)はその身そのままで、地上の神なのですよ。
ひとは天照皇大御神から産まれた地上の神なのだから、自分を卑下したり、傷つけたりするものではないのですよ。
と言っているのですね。
ひとのこころが清らかであれば、人はそのままで穢れることはないのだから、と。
このことで理解できたことは、
六根清浄太祓が卜部神道の教義においては、大祓詞よりも上位に位置付けられるほどに極めて重要とされていて、非常に大切な祓詞であること。
考え方のひとつとしてですが、(はる之助解釈)
ひとがなんらかのタイミング、例えば七五三、受験などの人生の節目で神社を参拝するのは、天照皇大御神の霊魂を分け与えられたものなのだから、とても当たり前のことなのだなぁと。
産みの母親の母親に相談するように、人生のことで助けを借りたいとき、困っていてどうしようもないとき、病気の時、出産のとき、勇気を欲しいときにお話に赴く場所が神社。
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参道はよく産道とも言われますが、想像してみてください。
自分が産まれ出た道には、鳥居でお辞儀をして、最初に手水舎できちんと手などを綺麗にして、進みます。
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参道は真ん中は産まれ出てくる自分たちのと同じく分霊した神が通るのでぶつっ買ったりしないように端を歩きます。
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本殿の前に隋神門で関所のようにいまいちどちゃんと穢れを祓いますよー、この方ちゃんと通れる?と見極められ、通った後に、なにかあっても大丈夫なように狛犬ちゃんが阿吽の呼吸で待機。
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そして、じゃらじゃらんと鈴を鳴らして、お母さん起きてー!わたしのお話ちょっと聞いてよーっ!って声掛けをして、
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お母さん、こんなことがあってね、力を貸してほしいの、追い風を吹かせてほしいの、背中を押して勇気をください。とお話をします。
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そうすると、優しく手を貸してくれます。
お母さん、忙しすぎて、忘れちゃうときもたまにあるから、絵馬に書いていってね!LINEノートみたいに。
ほらほらそこからいくには、わたしのつくった1年間はもつお弁当(御守り)を持っていくのもいいわね。
他にも必要なら忘れずにもっていってね!
とういうイメージなのではないかと。
天地の神と同根なるが故に、万物の霊と同体なり。(あめつちのかみとおなじもとなるがゆへに、よろづのもののたまとおなじすがたなり。)
万物の霊と同体なるが故に、為す所の願ひとして成就ずと云ふことなし。(よろづのもののおなじすがたあんるがゆへに、なすところのねがひとしてならずといふことなし。)
无上霊宝神道加持(うへなきみたからかむみちのかじり)
万物の霊と同じ姿なのだから、心に想う願いはすべて成就して叶わないということはないのです。
最上の霊的な宝(人)よ、
神の道の加持(梶)を取れ。
優しくも強い心で支えて、いつでも応援してくれる母親のようですね。
この意味を知ると、六根清浄太祓を聞いていると心が温まってきます。