【ゲームレビュー】Celeste(セレステ)
はじめに
1本目のレビューは
「Celeste」
総プレイ時間: 90時間
ゲーム紹介
2D横スクロールの高難易度アクションゲーム。プレイヤーの操作はジャンプ、ダッシュ、壁掴まりの3つがメインで、トゲや敵に触れる、落下するとその面からリトライになる。(いわゆる即死ゲー)
主人公の目的はセレステ山のてっぺんに上ることで道中の複雑に設置されたトラップを潜り抜けてステージをクリアしていくことになる。
「I WANNA BE THE GUY」という死にゲーをご存じの方は、このゲームから理不尽を抜いたものという紹介がシンプルかもしれない。
公式ページ: http://celestegame.jp/
面白い点
1. 操作性
とにかく操作がしやすい。
僕はゲームにおいて最も重要なのが操作性だと思っていて、アクションゲームをやりこんだことがある人は「手足の延長」という表現でしっくりくると思う。
Celesteはそんな「手足の延長」として何の違和感もなく操作ができるゲームの一つ。
足場から足場へのジャンプ、空中を直線で移動するダッシュ、崖からのジャンプや壁キックなど、これらの操作を行う際のレスポンスがとにかくいい。
滑り落ちる、高さの合わないジャンプ、飛びすぎるダッシュになるということがなく、心地の良い操作を可能にしている。
気になる方は
https://www.youtube.com/watch?v=yorTG9at90g
にて細かく紹介されているので是非見てみてほしい。
2. 理不尽のないステージ構成
いわゆる初見殺しがCelesteにはない。見えない敵や突然現れる敵、消える足場などそういったプレイヤーのスキルとは無関係で死に繋がる要素がなく、正真正銘プレイヤースキルのみでクリアできる。
しかしながら、ステージごとに新たなギミックが登場し、飽きさせない構成になっている。
3. 操作の拡張性
Celesteの操作は
基本的な移動+上下左右斜めの8方向に飛べるダッシュ+壁張り付き
だけでとてもシンプルなのだが、このダッシュによるテクニックが数多く存在する。
Celesteのキャラには慣性が働いており、高速移動する足場からジャンプすると速度を維持したまま移動することが出来る。
これは上記で述べたダッシュでも同じことで、簡単なテクニックだとダッシュしてからジャンプすることでダッシュジャンプができる。他にも地面や壁に向けてダッシュし、バウンドするように移動するなど、これらのテクニックを駆使することでアクロバティックな移動を可能にし、爽快感のあるプレイができる。
4. リトライの速さ
あとは即死ゲーではあるが、失敗演出とリスタートがあっさりしており、即リトライできるため、まどろっこしさがないのがよかった
気になる点
正直このゲームに関してはべた褒めになってしまうのだが、強いて挙げると
・タイトルがちょっと長い
・攻略でルートを往復しないといけないところがある
・ダッシュ方向が化ける
ぐらい。
2つ目はちょっと面倒だなぁと思ったところがあったので上げさせていただきました。
3つ目は自分がよく真上ダッシュをしたいときに斜めになってしまうので入力の境界が気になるかもしれない。(下手なだけだと思う)
まとめ
Celesteは難しいですが、操作していて本当に楽しいです。進めていくたびに新要素が追加され、まだあるのか!とうれしい悲鳴が出るゲームでした。
プレイすればするほどうまくなっていく実感も得られて、コレクション要素やノーデスクリア用のコレクションアイテムなどもあるので腕に自信がある人にもおすすめです。
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