Pogo / gmoriki

森木 銀河です。九州大学のIR室にいます。修士(教育学)。https://resear…

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森木 銀河です。九州大学のIR室にいます。修士(教育学)。https://researchmap.jp/gmoriki

マガジン

  • ChatGPT×大学事務業務

    ChatGPTを使用して大学職員を召喚したり仮説形成したり

  • 講演・発表資料

  • 大学IR×生成AI

    大学IRに関する記事です

  • 生成AIポリシー/ガイドラインの整理・分析

    生成AI等への対応を表明した国内大学に関する情報収集や分析の記事です

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生成AI利用者のためのプロンプトガイドをWeb公開しました

P4Us (Prompt Guide for University staff)を Webコンテンツ化しました🌱 🔗 https://promptforus.com/ テスト運用につき随時更新中です! あらましPogoです。この記事はプロンプトガイドをWeb公開しましたというご報告でしかないのですが、ここに至る簡単な経緯や思想を改めて説明します。 2023年11月30日にGoogleスプレッドシート形式で大学職員のためのプロンプトガイド「P4Us」を公開した。しかし順

    • Anthropic Computer Use Demoを試す

      Anthropicよりcomputer useモデルが発表されましたので、 この記事ではAnthropic Computer Use Demoを試してみます。 Anthropic2024年10月22日アップデートの詳細は下記を参照ください。 リファレンス実装README冒頭部分に利用上重要な点が記載されているので翻訳します。 注意 コンピューター利用は現在ベータ版の機能です。この機能には、標準的なAPIや通常のチャットインターフェースとは異なる固有のリスクが伴います。

      • 「AIを使いこなす人」だけが得をする時代は終わらせよう

        こうした言説は一部のアーリーアダプターにとっては正しく、大多数の人類にとって全く関係ない。のかもしれない。 2024年になって今もなお、生成AIは頑張っている人の前に現れる妖精である。頑張っている人が発見し、検証し、考察して、活用している。反対に頑張って生成AIを活用"しない"人もいる。彼らも極端なリスクヘッジをもってAIを活用しまいと頑張っている人の部類だ。好きも嫌いも紙一重。頑張っていることに変わりはない。 頑張っている人は既に生成AIを活用しており放っても生成AIを

        • 調べものはPerplexityにやらせよう

          PerplexityはAI搭載の情報検索・分析ツールです。多様な情報源から迅速にデータを収集し、複雑な質問にも包括的な回答を提供してくれます。おそらくあらゆるAIサービスの中で最も優れたWeb検索型AIの一つです。退屈なことはPythonに、面倒なことはChatGPTに、そして調べものはPerplexityにやらせましょう。 Perplexity AIとは何か知っている人は飛ばしてください。 Perplexity AIの解説: 無料版とPro版の違い: Perplex

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        記事

          大学業務に役立つ生成AIプロンプト50+

          長い間放置していたプロンプトガイドP4Usを更新しました。 掲載プロンプトが50個ほど増えました🍃 https://promptforus.com/docs/cases/ 私は大学で働いているので、大学に関する文書を作成するプロンプトや授業を支援するプロンプトが多く掲載しましたが、職種問わず活用いただけるはずです。またLLMの性能に依らず、そこそこ良いの回答が得られるプロンプトを心がけています。評価不足や表記ゆれはお許しください。また随時更新しますー。 最近開発?したプロ

          大学業務に役立つ生成AIプロンプト50+

          【Claude】Prompt Generatorのメタプロンプト

          はじめにAnthropicが提供するAPIコンソールではプロンプトジェネレータが公開されている。こちらが入力した簡単な指示を、Claude自身が得意とする形式に、Claudeが変換してくれるツールである。 例えば「大学の魅力を伝える紹介文を作成してください。」というプロンプトは以下の新しいプロンプトに変換される。 あなたは大学の広報担当者として、魅力的な大学紹介文を作成する任務を担っています。以下の情報と指示に基づいて、魅力的で説得力のある紹介文を作成してください。大学

          【Claude】Prompt Generatorのメタプロンプト

          東京都とデジタル庁の生成AI活用事例をGeminiに整理してもらう

          こんにちは。業務における生成AI利用についてアレコレ話したり実践したりしている中で、やっぱり「じゃあ実際の業務にどうやって活用できるのか」「どのようなプロンプトを書いたらいいのか」みたいな質問は大量にいただきます。(そのためにP4Usとかいうペルソナの続編みたいなプロンプトガイドを公開しましたがあいにく更新が遅れております。) そんな只中、8月20日、九州大学の大学教職員職能開発FD 「⽣成AIを大学の教育・学習・業務にどのように組み込むか?」第5弾として、大学業務における

          東京都とデジタル庁の生成AI活用事例をGeminiに整理してもらう

          横須賀市のチャットボット“ニャンぺい”に不適切な発言をさせてみた

          みんなも横須賀市の取り組みに参加しよう。 横須賀市によるmiibo製チャットボットの公開実験が興味深い。生成AIの不適切な回答をむしろ歓迎して、今後のチャットボット運営に活用しようという試みである。個人や組織の範囲では誰もがやったであろう検証を自治体がオープンに始めた。すごい。 AI開発者・AI提供者と比べて、AI利用者が取れるアクションは少なく貧弱だ。AI利用者が取れるグッドプラクティスは、ある程度良いプロンプトを書くこと、良質なデータを整備することだろう。でもそこに社

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          [翻訳]LearnLMによる好奇心と理解の拡張

          LearnLMは、教育と学習の経験をより能動的で個人的かつ魅力的にするため、教育研究に基づいて微調整された新しいモデルファミリーです。 生成AIは、学習と教育へのアプローチを根本的に変えつつあり、教育者と学習者をサポートする強力な新しい方法を可能にしています。それは好奇心と理解を次のレベルに引き上げるものであり、学習を再構想するのにどのように役立つかは、まだ始まったばかりです。 学習のための新しいモデルファミリーの構築今日、私たちはLearnLMを紹介します。これは、Ge

          [翻訳]LearnLMによる好奇心と理解の拡張

          AIに正しく驚く方法

          SNSには、ChatGPTなどの生成AIツール・技術に関するニュースが日々溢れている。その中には、興奮のあまり「神」「最強」「ヤバすぎ」「ブックマーク必須」「革命」といった誇張表現を用いて紹介する人も少なくない。さらには、都合の良い2、3個の成功例だけを取り上げ、妄想や行き過ぎた主張を交えながら発信する「プロ驚き屋」とも呼ぶべき人々の存在が目立つ。 このような過剰な反応は、一時的な話題性は生むかもしれないが、中長期的には極めて有害ではなかろうか。AIモデルや技術に対する誤っ

          AIに正しく驚く方法

          [翻訳]大学IR/IEにおける生成AIの活用状況

          2024年2月発表 2023年11月、アソシエーション・フォー・インスティテューショナル・リサーチ(AIR)は、大学IR(インスティテューショナル・リサーチ)および大学の効果測定の専門分野における生成AIの活用状況を調査するため、会員を対象としたアンケートを実施した。2,245名の会員のうち469名から回答が得られ、回答率は21%であった。 アンケートでは、回答者に所属する部署やユニットにおける生成AIの成熟度を、4段階の成熟度スケールを用いて評価してもらった。その結果、

          [翻訳]大学IR/IEにおける生成AIの活用状況

          [翻訳]プロンプトエンジニアリングは死んだ

          要約: この記事は、プロンプトエンジニアリングの将来について議論しています。最近の研究では、AIモデル自身が最適なプロンプトを生成することが示され、人間によるプロンプトエンジニアリングの必要性に疑問が投げかけられています。しかし、生成AIを産業に適用するには、信頼性、安全性、プライバシー、コンプライアンスなど、様々な課題があります。そのため、プロンプトエンジニアリングを含むLLMOps(Large Language Model Operations)と呼ばれる新しい職種が登

          [翻訳]プロンプトエンジニアリングは死んだ

          LLMプロンプトの26原則

          12月26日に公開されたプレプリント"Principled Instructions Are All You Need for Questioning LLaMA-1/2, GPT-3.5/4"、そのGithubのプロジェクトページより、26個のLLMプロンプト・プリンシパル(原則)をその5カテゴリごとに共有します。 5カテゴリ: Ⅰ. プロンプトの構成と明快さ Ⅱ. 具体性と情報 Ⅲ. ユーザーへの関与と相互作用 Ⅳ. コンテンツと言語のスタイル Ⅴ. 複雑なタ

          LLMプロンプトの26原則

          2023年のChatGPTと大学:振り返りと展望

          Pogoです。 初note記事から9か月が経ちました。 その後記事を書いたり発表したりするうちにAIに関する講演・執筆依頼が舞い込んできました。しかし私は実績もコネも無いので生成AIの造詣が深い人やChaGPT上級者や大学では物理学やっててプログラムも書けちゃう元職員というふわふわした紹介を浴び続けました。本業の役職名が意味不明なので致し方ありませんが、本当は紹介用の肩書をきちんを持ちたい趣です。 しかし(システム寄りとはいえ)エンドユーザーに留まる私はNLPエンジニアで

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          「SPEEDyF」-PDFの知識を速習しよう【GPTs】

          SPEEDyF(スピーディーエフ)を公開します 手短に・要領よく知識を理解するための速習GPTです 汎用的なものから専門的なものまで、PDFリーダーとしてのGPTsはたくさん公開されています。しかし手短に・要領よく、要点を知ることさえできれば十分な場合も多いのではないでしょうか。 しっかり読み込むための時間が惜しい 概要や構造をザックリ理解したい 不足分はPDF本文を読む ChatGPTが長い文章を出力している間「思ってたんと違うんやけどな」と考える時間が惜しい。そ

          「SPEEDyF」-PDFの知識を速習しよう【GPTs】

          「OfficerAIde」に事務業務を委託しよう【GPTs】

          OfficerAIde(オフィサーエイド)を公開します あらゆる事務業務を汎用かつ半自律的にサポートしてくれるAIです 11月のOpenAIDevDay直後、GPTsに関する速報記事を書きました。 あれからご無沙汰でしたが、あらゆる業務を汎用かつ半自律的にサポートするAI、OfficerAIde(オフィサーエイド)を公開します。 ■ 使い方「委託したい業務を入力する」だけです。手間がかかる業務や、作業結果に最高品質を求めない業務を依頼しましょう。 企画書を作って、メー

          「OfficerAIde」に事務業務を委託しよう【GPTs】