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転職した理由は失恋です!

1年前の2022年1月には自分が転職するとは全く思っていませんでした。
新卒で入社した会社に15年以上勤務してきて、会社自体も職場の仲間も全部好きでした。仕事自体も好きなことだけやれてました。
フルリモートも出来て、いつでも休みたいときに有給取れて、給料も不満もなく。働く環境として最高でした。

周りにも自分の得意分野を理解してもらっているし、リスペクトしてもらえてるし、チームを組んでも得意で好きな分野を自然とやらせてもらえるポジションに就くことができて、すごく居心地がよく仕事させてもらってました。

直属のラインの上司は知り合って間もなかったですが、面倒見がよくて、人の事をしっかりと観察してて、同じ価値観を持ってるような上司でした。

その上の上司は10年くらい知っていて目をかけてもらえてましたし、評価してもらえてました。

では、そんな会社をなぜ辞めて転職したのか。

私はこれまで自分自身でキャリアを築いてきました。
なので、自分の希望で異動も多く経験させてもらいましたし、海外志望を聞いてもらって、海外部門への異動や海外現地法人にも赴任させてもらうこともできました。スキルを高めたくて、グループ会社への出向も経験してます。
基本的に自分のスキルを伸ばしたい領域の仕事ができる場所を探し求めて、これまで1つの会社の複数の部署で働いてきました。

今でこそ、自分でキャリアを築いていく時代だって言われてますが、一昔前は私のキャリア形成方法は、レアケースで、1つの部署に長く働いてそこで管理職になっていくというのが一般的でした。
私みたいに自ら異動する場合には、上司もその都度、変わり、評価もゼロからスタートになるので、昇格もしづらくなってしまうのが一般的です。

そのため、継続的に適切な評価を会社からしてもらえてないという不満はありました。自分よりも仕事できない同僚や後輩がどんどん昇格していくのを見て悔しく思ったときも何度もあります。会社のためを一番に思って真摯に働いてきたにも関わらず、この仕打ちはないよなと、ついつい、悔し涙が出た時もあります。

これまで自分のスキルアップを中心に考えてきましたが、後半は周りのメンバのスキルアップだったり、モチベーション上げたり、やりたいことをもっとやってもらえるように支援し、他のメンバにもっと貢献したいって思えるようにもなっていました。そのためにも、自分が昇格して自分のチーム持って働きたかったです。
その思いは中々届かず、最終的に辞めることを決断しました。

直属の上司へ辞めるのを告げたとき、言いました。
僕の長い片思いが終わりました。

辞めた理由は、今まで好きだった会社に振られて、失恋したからです。

上司や昔お世話になった方々と飲みに行ったときに
辞めるなよ。と言ってもらったときにも、目頭が熱くなって涙がこぼれました。ほんとに好きな人との別れ際のようでした。

でも、好きな会社と別れるなら、もっと素敵な会社と付き合ってやると思い、今の会社を選びました。

今の会社は、給料は上がるし、業績は良いし、海外の仕事はできるし、自分のチームと持てるし。

また、前向きに新たな恋をしたいと思います。




#2022年のわたしと仕事

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