連載【新コロ恐怖症という病】１４.～ブルーハーツを聴きながら　生きる為に死を考える？～

ＹＡＳＵ

2021年4月23日 14:06

あなたは生きていますか？
生きるとは活きる事です。
死んでないだけで引きこもっているならそれは死んでいるも同然です。
当たり前の話ですが生きとし生けるものはみな死にます。
真剣に生きる為に、活きる為に、死を考えましょう。

4月22日現在、新コロでの死亡者数は9,737人です。
昨年１月から１年４ヵ月で１万人弱です。

さて、この数値は緊急事態宣言をして社会を止めてまで恐れる数値なのでしょうか。
検証してみましょう。

①新コロ前の死亡原因を調べてみよう。

新コロ前の2019年の死亡原因をみてみましょう。
死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei19/dl/11_h7.pdf

さては、注目すべきは新コロより多いかその同等の死因ですね。

敗血症(10217人)
菌血症やほかの感染症に対する重篤な全身性の反応に加え、体の重要な器官（臓器）の機能不全が起こる病態です。
原因：細菌やウイルス感染が原因。

新生物＜腫瘍＞(389867人)悪性新生物＜腫瘍＞(376425人)
いわゆる癌です。
原因：タバコ、酒、生活習慣病など。

糖尿病(13846人)
血液中のブドウ糖（血糖）が増え続ける病気のことを言います。
原因：ストレス、肥満、運動不足、暴飲暴食などのライフスタイルのみだれ

～省略～

肺炎(95518人)
インフルエンザ(3575人)

～省略～

交通事故(4279人)
転倒・転落・墜落(9580人)
不慮の溺死及び溺水（おもに入浴）(7690人)
不慮の窒息（餅による喉つまりなど）(8095人)

自殺(19425人)

いろいろな死因があるものですね。
人は必ず死にます。
もっと言えば、死因なんて無数にあって、一人一人、みんながみんな違っていて、
その死因をどれかに当てはめること自体が乱暴なカテゴライズなのかもしれません。

②風邪の話をしよう。

さて。新コロのお話ですので、一番関連性のある。肺炎とインフルエンザを注目したいと思います。
「新コロはただの風邪」というと薄っぺらな批判が集まりますので
「新コロは風邪感染症の一種」と表現します。
これに疑問を呈する人はいないと思います。

さて2019年
インフルエンザでの死亡3575人です。
「全然、新コロよりすくないじゃないか！」と思う方は多いと思いますが慌てないでください。
超過死亡というものがあり、インフルエンザから肺炎やその他の病気を引き起こす事によって死亡したのであれば１万人程になるそうです。
また、肺炎は毎年、１０万人～１２万人の死者が出ます。
2019年は95518人ですね。
その肺炎を引き起こすものも、最初は風邪でしょう。
「風邪は万病の敵」とはよく言ったものです。

繰り返しになりますが、
その死因をどれかに当てはめること自体が乱暴なカテゴライズなのかもしれません。
もっと乱暴に言えば、担当医師の気分次第くらいのざっくり加減のような気がします。
いずれにせよ、風邪感染症が原因でこれだけの多くの人が亡くなっているという事実は理解できると思います。
もう一度言います。
肺炎は毎年、１０万人～１２万人の死者が出ます。
2019年は95518人です。

それとは真逆に。今は死亡時に新コロ感染していたら死因は「新コロによる死亡」となります。
例え交通事故で亡くなっても新コロに感染したら死因は「新コロによる死亡」となります。
もっといえば感染とはＰＣＲ陽性の事ですので。
交通事故で亡くなっても喉に５粒のウイルスがついていたら死因は「新コロによる死亡」となります。
その、9,737人です。
1年4カ月間に9,737人です。

この数値を確認したしたうえで、社会を止めてまでも恐れる数値ですか？

③新コロ緊急事態宣言に追加項目

たったこれだけの感染症で緊急事態宣言を出して社会を止めるのであれば。
以下の項目も入れなければ筋が通りませんよね。

1.交通事故のリスクを恐れて運転停止。
2.外を歩く時は、全員剣道装具着用。
3.階段から落ちるリスクを考えて、階段を登るときも命綱の義務化。
4.入浴禁止。シャワーだけ許可。
5.餅なんてとんでもない。売り買い禁止。
6.生活習慣病根絶の観点から、酒、タバコはもちろん、洋菓子、和菓子、天麩羅、揚げ物、製造販売禁止。
7.運動しない人は罰金。
8エトセトラ

どうでしょう。
あなたはこれを笑いますか？
笑えますか？
新コロごときで緊急事態宣言というのは。このレベルの話です。