【制作過程みせます】SSFF & ASIA 2023 UNLOCK Movie Contest
草間です。今回は、最新のアニメーション動画制作の過程をお伝えします!
プロモーション動画に挑戦
Poetic Mica Dropsは、映画監督の宮嶋風花さんと、ショートショートフィルムフェスティバル & アジアのプロモーション動画を募集するコンペへ向けて、動画作品を制作しました。
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル & アジアは、今回、25周年 / 20周年のアニバーサリーを迎えます。
テーマは、「UNLOCK (解放)」。
これには、既存概念から解放された映画体験も含まれるのだそう。
選考はユニークで、映画祭開催と合わせてオープンする映像管理プラットフォームVisual Voice Asset Platform(仮)内で、本コンテストへの投票権をNFTとして一般配布。投票権を持つクリエイターやオーディエンスからの得票数が最も多く、さらに映画祭実行委員会の審査を勝ち抜いた動画が、6月に行われるSSFF & ASIA 2023のセレモニーなどで上映される予定となっています。
🔽募集概要はこちら
制作スタート!
映像作家・カメラマンの佐藤嵩真さんも加わり、制作スタート!
宮嶋風花さんと佐藤嵩真さんといえば、ポエトリーリーディングドラマ『今日、京都とミカと猫。』シリーズの制作でもお世話になったお二人です。
Zoomによるキックオフで概要と方向性を共有したあと、Notionのプロジェクトを作成し、各メンバーが制作を担当する素材を格納していくことになりました。
雰囲気の参考にと共有されていたアニメーション、どれも個人的に好みでした!
言葉の制作
草間は言葉の担当として、今回の動画のコンセプトと「UNLOCK」をテーマとした詩を書きました。推敲前のメモも付記し、多めに。
動画の尺は20秒と短いので、この中からパーツを抽出して動画に組み込んでいきます。
わたしは、Meme「poploop」やBabi「時計草」、木「BALANCE」の言葉のイメージを意識しながら書きました。
どう読むか?
次に、上記の詩を声担当の弥香ちゃんに何パターンか雰囲気を変えて読んでもらいます。
制作は全行程リモートなので、弥香ちゃんが宅録したものをみんなでNotion経由で確認。同時進行で、宮嶋さんがアニメーションの制作を進めていきます。
「小さい生き物っぽく」「囁く感じも欲しい」などフィードバックをしてさらに収録を進めるなかで、弥香ちゃんのアイディアで「京都ミカ猫。」の主役猫・ぼうろの声になったり、気だるいギャルっぽい読み方にしたり(なぜかラップ調に聞こえる笑)、さまざまな雰囲気の読みにトライ。
そこへ音担当・茂野さんの音楽が加わり、A1、A2、B、Cの4パターンの雰囲気の動画が完成。
最終的に、ラップ調のものが意外といいねとなり、採用となりました!
佐藤さんの映像がアニメーションに組み込まれると、映像はたちまち深みを増し、さらに手書きの言葉も追加されます。
最後に子どもの声も乗り(なんと宮嶋監督の幼少期の声も!)、完成したアニメーションがこちら。
【Twitter】
https://twitter.com/fukamiyajima/status/1655136298263531521?s=20
【Instagram】
https://www.instagram.com/reel/Cr765Q4MJy2/?utm_source=ig_web_copy_link
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