【祝!レコード発売】 ブルーノ・ペルナーダスが選ぶ5曲
祝!『Private Reasons』レコード発売!
ということで、ブルーノ・ペルナーダスがリスボンのラジオ番組向けにセレクトした曲を、コメント書き起こし要約付きでご紹介します。
それぞれのお題に沿った、全5曲。
1. 旅行で田舎に向かう時、車窓から自然を眺めながら聴きたい曲といえば?
John Coltrane "Dear Lord"
アルバム『Transition』に収録されている曲。
1965年に録音されたもので、バンド編成は、マッコイ・タイナーがピアノで、ジミー・ギャリソンがダブルベース、エルヴィン・ジョーンズがドラム。
とにかく聴いてみてほしいな。
2. ベスト・ビートルズ・ソングといえば?
The Beatles "Blue Jay Way"
ジョージ・ハリソンの作曲、ヴォーカル曲。
『マジカル・ミステリー・ツアー』収録の、陰があるけど美しい曲。
多分、ビートルズの曲の中で、一番自分の感情を揺さぶるのはこの曲だと思うな。
オリジナルのMVも一見の価値ありで、
ジョージ・ハリソンがシンセサイザー弾いてるところが大好き。
3. 映画で使われたベスト・ソングといえば?
Ennio Morricone "Magic & Ecstasy"
映画音楽の歴史を変えた曲だね。
1977年作、ジョン・ブアマン監督の映画『エクソシスト2』のために、
ブゥードゥー・ロックというテーマで作られた曲。
失われたエキゾチカ的な色彩に、独特のメロディや楽器が合わさって、
(映画に登場する)悪霊パズズの世界観を巧みに表現していると思う。
4. 子どもの頃に引き戻してくれる曲といえば?
David Bowie "As The World Falls Down"
映画『ラビリンス/魔王の迷宮』のためにボウイが作った曲。
1986年発表、ジェニファー・コネリーとボウイ本人が出演している素晴らしい映画。
この曲が収録されたアルバムは、長いこと僕のフェイヴァリット・ボウイ・アルバムでもある。
5. デュエットしたいアーティストの曲といえば?
Land of Talk "This Time"
いつかコラボレーションしてみたいのは、エリザベス・パウエル。
カナダのバンド、ランド・オブ・トークのヴォーカリスト。
彼女は2000年代で最も好きな歌手の一人で、モントリオールに行く機会があれば、即座に彼女にコンタクト取るね。