交響曲 こだわらない
before
―拘らない―
拘らない
あるがままということ
風が吹き
桜が散ること
雨が降り
光が射すこと
海が引いて満ちること
季節が移り変わること
星が巡ること
花が咲き
散ること
それはあるがまま
変化を受け容れること
己の自然に生きること
between
シンプルにして壮大で美しい言葉並び。
タイトルを「あるがまま」と迷うが、ここでは、こだわらない、というありようについてえがきたい。
手直し前の花が咲き、散る、という表現は、桜の散るという表現と被るので、削除。
本当は、桜が散る=美しいものが現れては消える、という表現だが、読み手にはその意図は伝わりにくいだろう。
「桜が散る」という表現は次の「春の訪れ」に重なってくるので残す。
after
―こだわらない―
こだわらないということ
風が吹き
桜が散ること
雨が降り
光が射すこと
海が引いて満ちること
季節が移り変わること
星が巡ること
それはあるがままということ
変化を受け入れるということ
己の自然に生きるということ
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