THE 1975 「仮定形に関する注釈」
前回で、ある意味私は、人生を救われたと思っている。
人生は悲しいんだ。悲しくて愛しいんだ。それは、ハーピサッドなんだ。
そんな世界観にどれだけ救われただろう。
これは、その続きの物語。
コロナ。経済の停滞。ロックダウン。色んなテーマが渦巻いていた。どうなっていくのだろう。彼らの楽譜は。まるでオーケストラだ。社会という人類の縮図が描く、壮大なタペストリー。私は、彼らの軌跡に、目が離せないでいる。それはある意味、リアルなドキュメンタリーのように、私には響く。この人たちは、世界のどこかで生きている、誰かなのかもしれない。
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「私達は今、気候と環境の危機の始まりにいます。
これは緊急事態なのです。」
月曜日の朝
地球温暖化はそれでも続く。
いつだって僕が抱えているのは脆い心
こんな弱い心の持ち主でごめん。
見た目通りで情けないよね。
カードを一枚引いて火星で暮らそう
時間が変化してしまったんだ
以前と同じ気持ちにはもうならないんだ
君が出ていく時には、
僕は心の中で泣く。
自分は雪の上についた儚い足跡でしかないから。
分かるよ。
時々辛くなるよね。
彼女に心を奪われていくんだ
生きていく中で段々と。
自分自身に出会いたい
そして服を交換したい。
探しているものが、見つからない
日曜はそろそろ終わり
だから僕は 眠らずにただ横になっているよ
ハッピーエンドを望んでいただけさ
ああ、すべてがとにかくずっと僕の心に引っかかっている
無秩序、憎悪、そして名声
僕はなんて言ったらいいんだろう
僕が扱っているのは死と孤独
心配いらないよ
僕はずっと、君を愛しているから
それが今まで起きた最高の出来事だった。
あれは人生最高の日々だった。
またできるといいね。
―――――「仮定形に関する注釈」によせて。
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