「魂の揺り籠」 優しさ
before
誰かに分かってもらうために胸の奥が痛む
それは寂しさ
傷ついて 流した涙が大地を削った痕
それは痛み
抱きしめたら温かくなる
それは優しさ
between
もっともっと、削る。
各段落の繋がりを際立たせて
これまで出てきた祈りという言葉をすべてすくい取る
手直しして気づいたが、優しさとは、祈りにも似ている。
まんまメーデーって感じだが、まあそれはそれで。
after
手を伸ばすように近づけなくて胸の奥が苦しい
涙が削った痕に後からやっと追いくように
抱きしめたら癒えるだろうか
祈るような気持ちで
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