「見上げた空に星が光る」2
before
それは渇いた楽園
虚無のオアシス
凍てついたマグマ
死に神の土地 天使の墓場
淡々と岩肌の続くだけの土地に虚無を見るだろうか
そこに絶望を見るだろうか
その果ての地球は何と鮮やかに輝くだろう
月の冷たい輝きが魅せるのは死そのもの
ならばその美しさは何と残酷なことだろう
月だけではない――宇宙の闇は死を現している
だから月は消えては蘇り
太陽と背中合わせに世界を照らす
時に取り残され 虚ろに彷徨う闇の彼方に
夥しい傷痕を抱えて それは死の薫りを思わせる
悪魔の残した爪の痕か 天使が流した涙の跡か
宇宙を死とするなら夜もまたそうであるだろう
ならばそこに恍惚と輝く月は死に神のようだ
それでもその光は何と悲しく美しく
そして優しさと儚さを感じるほどに
淡く 朧で 雲を照らすカーテンを揺らし
しかしどの星よりも夜空に強く輝く星だろうか
背後に光を携えて
その光を導く先に金色の光を探して
between
乾いた楽園・・・楽園なのか?
幻想的な世界がそこにあるのではないか、
というイメージから来ているような気はする。
それは蜃気楼のような(渇いた楽園)
荒漠の(虚無の)オアシス
凍てついたマグマ
死神の牢獄(土地:陰謀論でそういうのがある) 天使の墓場
(淡々と岩肌の続くだけの土地に虚無を見るだろうか
そこに絶望を見るだろうか)
彼方に(その果ての)見える地球が(は何と)どれだけ鮮やかに輝くだろう
月の冷たい輝きが魅せる(のは)死は(そのもの)
(ならばその美しさは何と残酷なことだろう)
月だけではなく(い)――宇宙の闇(は死)を現している
(だから)月は消えては蘇り
太陽と背中合わせに世界を照らす
時に取り残され 虚ろに彷徨う闇の彼方に
夥しい傷痕を抱えて (それは)生と死の薫りを残して(思わせる)
悪魔の残した爪の痕か 天使が流した涙の跡か
宇宙を死とするなら夜もまたそうであり(るだろう)
(ならばそこに恍惚と輝く月は死神のようだ)
それでもその光は(何と)悲しく美しく
(そして)優しく(さと)も儚く(さを感じるほどに)
淡く 朧で 雲の(を照らす)カーテンを揺らし
(しかし)どの星よりも夜空に強く輝く星だろう(か)
背後に圧倒的な光を携えて(←太陽のこと)
(その光を)導く先に金色の光を探して(←金星のこと)
after
それは蜃気楼のような
荒漠のオアシス
凍てついたマグマ
死神の牢獄 天使の墓場
月の冷たい輝きが魅せる死は 宇宙の闇を現し
消えては蘇り 太陽と背中合わせに世界を照らす
時に取り残され 虚ろに彷徨う闇の彼方に
夥しい傷痕を抱えて 生と死の薫りを残して
悪魔の残した爪の痕か 天使が流した涙の跡か
宇宙を死とするなら夜もまたそうであり
それでも光は悲しく美しく
優しくも儚く 淡く 朧げに 雲のカーテンを揺らし
どの星よりも夜空に強く輝く
背後に圧倒的な光を携えて
彼方に金色の光を探して
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