薄れゆく思い出は遠い日に見た流れ星だったかもしれない
誰もがあるかもしれない
でも誰でも知ってるわけでもない
秘密みたいな うたがある
大事な人との思い出の場所
一緒に過ごした時間
くだらない話
どれも言葉にしたら陳腐になってしまうから
あえてむやみに言葉にしたりしない
二人だけの秘密
いつか 自分だけの宝物
いつか忘れるのかな
忘れたらなくなってしまうのかな
遠い日々の記憶
いつかの星が輝いた光の跡
影みたいに 昨日みたいに
心の中を残響して 波みたいに いつか跳ね返って
海に投げ入れた宛てのない手紙の入った瓶が流れ着くように
きっと素敵な日々を 連れてくるよ
詩人です。出版もしております。マガジンで書籍のご案内もいたしております。頂いたサポートは出版の費用にさせていただきます。