菊池真理子「毒親サバイバル」
――インスタで、成宮氏の紹介で。
買おうと思った。
それはもう流れ星が見たら願うとかでははなくて
もう目にした瞬間に手を伸ばして掴んでしまったような
どの家庭もとんでもなくて、めちゃくちゃで。
でも、家庭がとんでもなくて、めちゃくちゃであることの中で必死で生きてきたことを、訴えるのでもなく
あなたにとって、家族が幸せでないのなら
あなたは、家族と離れてもいい
というメッセージに、救済があると思った
少なくても、私はそのメッセージに、救われた。
普通の家庭のような
普通の価値観のような
それは、あっていい、
でも、違ったものを選んでもいい、
そう言ってくれる本は、まだまだ少ないと思う
多くの人はきっと、そう言ったら
まだまだ、「でも」、と言いたくなってしまうと思うから。
でも「親なんだから」
でも「家族なんだから」
だから?
誰の? 人生なの?
運命は、自分で選んでいい
生き方は、自分で、決めていい。
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