獣たちの謳歌 獣の生き方その二、その三

before

        獣の生き方その二
    「補うということ」

体が上手く動かないなら
動くところで補えばいいんだ

手が使えないなら足を使えばいいし
首が回らないなら目を回しちゃえばいいんだ

短所も長所もあるがまま
大事なことはそれをどう使うかだよ

それだけでも充分欲しいものは得られるよ

Prefatory note
普通に面白い

between

体が上手く動かないなら
動くところで補えばいいんだ

手が使えないなら足を使えばいいし
首が回らないなら目を回しちゃえばいいんだ

短所も長所もあるがまま
大事なことはそれをどう使うかだよ

それだけでも(充分)欲しいものは充分得られる(よ)ものさ

After

体が上手く動かないなら
動くところで補えばいいんだ

手が使えないなら足を使えばいいし
首が回らないなら目を回しちゃえばいいんだ

短所も長所もあるがまま
大事なことはそれをどう使うかだよ

それだけでも欲しいものは充分得られるものさ

before
        獣の生き方その三
    「百八十度」

眼球が重すぎて動かせないんだよ
大きい目でも見えなかったら意味無いじゃん―
―て思うでしょ?
だったら首を回しちゃえばいいんだよ
動かない場所を無理に動かそうとしても苦しいからさ
動くところを最大限に動かすんだよ
だから木だって一っ飛びで登れちゃうのさ

身体を鍛えることは
自分を鍛えることと同じだよ

Prefatory note
もう少しうまく書けそう

between

眼球が重すぎて動かせないから(んだよ)
(大きい目でも見えなかったら意味無いじゃん―
―て思うでしょ?)
(だからだったら)首を回してるんだ(ちゃえばいいんだよ)
動かない場所を無理に動かそうとしてもしかたがないから(苦しいからさ)
動くところを最大限に動かすんだ(よ)
だから木だって(一っ)ひとっとび(飛び)で登れちゃうのさ

身体を鍛えることは
自分を鍛えることと同じだよ

after

眼球が重すぎて動かせないから
首を回してるんだ

動かない場所を無理に動かそうとしてもしかたがないから
動くところを最大限に動かすんだ

不便なことばかりじゃないよ
木だってひとっとびで登れちゃうし

身体を鍛えることは
自分を鍛えることと同じなんだ

Editor note
押し付けないように、
ただ、「自分はこんなふうに生活してるよ」
というのが伝わるような。
素朴につぶやくイメージで。


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