「魂の揺り籠」 終わりと始まりについて Ⅵ
before
―どうしてここにいるのだろう―
誰がこの世界に生きたいと頼んだのだろうか
―どうしてこの世界に生きているのだろう―
生まれたいなんていつ望んだのだろうか
―死んだらどうなるのだろう…
何に生かされているのだろう
それとも誰かに望まれて生きているのだろうか
そこに誰の願いがあったのだろう…
この手はこんなにも無力だから
愛されなければ――生きていけないほどに
between
自分の存在への問いかけはあっていい。
シンプルに畳みかけて、2行と空けて1行の構成で、2行は問いかけを。1行は反語的な意味を含んでいる。何かこうだ、と言わなくても、疑問を口にして背景にある切実なものと絶望を含めていく。
after
どうしてここにいるのだろう
どうしてこの世界に生きているのだろう
生まれたいなんていつ望んだのだろうか
死んだらどうなるのだろう
何に生かされているのだろう
誰かの願いがあったのだろうか
どうして私はこんなにも無力なのだろう
誰がこんな私を愛してくれるだろうか
(English)
Why am I here?
Why do I live in this world?
When did I want to be born?
What happens when I die?
What keeps me alive?
Did someone wish me to be born?
Why am I so helpless?
Who will love me like this?
(Español)
Por qué estoy aquí?
Por qué vivo en este mundo?
Cuándo he querido nacer?
Qué pasa cuando me muera?
Qué me mantiene vivo?
Alguien deseó que naciera?
Por qué soy tan impotente?
Quién me va a querer así?
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