2頁 「大切なものや好きなもの」
Ⅰ
誰かの好きより
自分の好きを
自信をもって「好き」と言えるだけの強さがほしい
それだけで 確かに自分は自分として 生きて行ける気がする
自信がなくても 自信をなくしても
自分が自分であることは 変わらなくて
自分だけは 自分を やめることはできなくて
確かな理由がなくても
あの日が眩しかった それだけで
あの瞬間は 幸せだったと言い切れる
それだけで 私は 私を やめずにいる
Ⅱ
わたしの大切なものや好きなもの
あのひとの大切なものや好きなもの
その違いには分かっていてもときどき戸惑う
写真は自然な姿が一番美しい
自然な笑い皺があるほうがその人らしくて綺麗
美味しいものを美味しそうに食べる幸せが好き
誰かの感謝よりも自分が欲することを導にしたい
奇跡なんて忘れて目の前の光が移りゆく様をただ見ていたい
過去なんて気にせず目の前の1杯のコーヒーを味わいたい
昨日より寒い/暖かい今日
昨日より日が短い/長い今日
そうして季節が変わりゆく/今日
色んな今日を私とあなたの好きが繋がってくれたらいい
私の言っていることって
あまりに当たり前で多くの人からするとつまらない?
でも私はそんなことをいちいち言い合える人たちと一緒にいたいの
好きを分け合って もっと今日が好きになるように
私のことも あなたのことも もっと好きになるように
(それっておまじないに似ているのかもね)
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