大自然の詩 「神話」
before
「神話」
大自然の変化はまさしく世界そのものの変化である
その移ろいに恐れ戦き あるいは畏敬崇拝し その力に神の力を見出したのかもしれない
この地球において創造主を神とするなら 確かに大自然は神かもしれない
その強大な力は気候 生態系 ありとあらゆる生命の生存条件を支配している
その力を悪魔と呼び精霊と崇め 大自然そのものと生きることを選んだのかもしれない
彼らは自然を神という名の超越者として絶対的な存在とし 聖なる場所として崇め
妖精の名を授けたことで自らの世界に共に歩むことを選んだのかもしれない
我らにとって磐の塊が悪魔であり 風に舞う木の葉が妖精であり
干魃に降る雨や世界に光差す瞬間が神なのだ
言葉では言い知れない美しさと謎 そして恐ろしさに溢れている
その神秘に触れたくて人々は語り継ぐ話を継承し
言い伝えられそれは伝説となり人々の心に残り続ける
神は―大自然とは―心にある古の故郷である
Prefatory note
行間もないし、メリハリもない。
構成を考えた方がいい。
between
大自然の変化とは(はまさしく)世界そのものの変化であり(る)
(その移ろいに恐れ戦き あるいは畏敬崇拝し(その力に神の力を見出したのかもしれない)
(この)地球において創造主を神とするなら (確かに)大自然は神かもしれない
その強大な力は気候 生態系 ありとあらゆる生命の生存条件を支配し(ている)
その力を悪魔と恐れ(呼び)精霊と崇め 大自然(そのもの)と生きることを選んだのかもしれない
(彼らは)自然を神という名の超越者として畏怖し(絶対的な存在とし)聖なる場所として崇拝し(崇め)
精霊(妖精)を見て(の名を授けたことで自らの)この世界と(に)共に歩むことを選んだのかもしれない
(我らにとって)磐の塊が悪魔であり 風に舞う木の葉が妖精であり
(干魃:分かんない!)干ばつに降る雨や世界に光差す瞬間が神であり(なのだ)
言葉では語ることのできない(言い知れない)美しさと謎 (そして(恐ろしさに溢れている
(その)神秘に触れるために(たくて)人々は語り継ぐ話を継承し
言い伝えられ(それは)伝説となり人々の心に残り続ける
神は―大自然とは―心にある古の故郷である
After
大自然の変化とは世界そのものの変化であり
地球において創造主を神とするなら
大自然は神かもしれない
その強大な力は気候 生態系
ありとあらゆる生命の生存条件を支配し
人々はその力を悪魔と恐れ 精霊と崇め
大自然と生きることを選んだのかもしれない
自然を神という名の超越者として畏怖し 聖なる場所として崇拝し
万物に精霊を見て この世界と共に歩むことを選んだのかもしれない
磐の塊が悪魔であり 風に舞う木の葉が妖精であり
干ばつに降る雨や世界に光差す瞬間が神であり
言葉では語ることのできない美しさと謎は 同時に恐ろしさに満ちている
神秘に触れるために 手を伸ばすように人々は語り継ぎ 話を継承し
言い伝えられ 伝説となり
心に残り続ける神は 大自然とは
古(いにしえ)の故郷である
Editor note
時間軸、空間軸の全てを飲み込んだ、総括的な詩
それが神話とは大自然であり、この宇宙であり、
私達がその生き証人という、壮大なスケール
詩人です。出版もしております。マガジンで書籍のご案内もいたしております。頂いたサポートは出版の費用にさせていただきます。