交響曲 序曲

https://youtu.be/BcGdjnLzlnY



before


ヴァイオリンは唄い
チェロは掻き鳴らし
ピアノは雨のように旋律を注ぎ
ホルンは稲妻のように轟き
コントラバスは海のようなうねりを生み出し
フルートは鳥の羽ばたきのように舞い上がる

彼らは孤にして全体であり
全てにして個である

音は合わさり
一つの楽曲を編み出す

この調べに耳を澄ませよ
自らが響かせる鼓動を聴け

between

構成は十分雰囲気がある
命令調だとかたすぎる。もう少し気持ち柔らかく。
各楽器と自然と重ね合わせながら
全体にして一つ、という群像劇にたとえ
音が合わさるならば、それは人生においての一つの楽曲であり、
その音色とは、自分の内側でなっているのだ、
という、読み手の足元で着地する。
よくまとまっていると思う。

after

ヴァイオリンは唄い
チェロは掻き鳴らし
ピアノは雨のように旋律を奏で
ホルンは稲妻のように轟き
コントラバスは海のようなうねりを生み出し
フルートは鳥の羽ばたきのように舞い上がる

彼らは孤にして全体
全てにして個

音は合わさり
一つの楽曲を編み出す

その調べとは
自らが響かせる鼓動の音色

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